シャナハン氏が国防長官辞退、代行にエスパー氏-米大統領
Glen Carey
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同氏を巡っては過去の家庭内暴力問題が取り沙汰されていた
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エスパー氏はレイセオンでの勤務を経て、17年から陸軍長官
トランプ米大統領は18日、シャナハン国防長官代行が国防長官への指名を辞退したとツイートした。同氏は約10年前の家庭内暴力問題が報道されていた。
大統領はまた、新たな国防長官代行にマーク・エスパー陸軍長官を指名することを明らかにした。
トランプ大統領はツイッター投稿で、シャナハン氏について「家族との時間をもっと大事にするため、指名承認プロセスを前に進めないことを決めた」と説明。その後、ホワイトハウスで記者団に対し、同氏の個人的問題について17日に初めて知ったと語った。
ホワイトハウスは5月、トランプ大統領が昨年12月に辞任したマティス前国防長官の後任としてシャナハン氏を指名する方針だと発表。米ボーイングの幹部だったシャナハン氏は、大統領のシリアからの米軍撤退表明を巡りマティス氏が辞任した後、国防長官代行を務めていた。
エスパー氏は1986年に陸軍士官学校を卒業。退役後に米レイセオンで政府関係担当バイスプレジデントを務めた後、2017年11月に陸軍長官に就任した。
原題:Acting Defense Chief Steps Aside, Extending Pentagon Uncertainty(抜粋)
(3段落目以降でトランプ氏のコメントなどを追加して更新します.)
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