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ソニー、「クイーン」楽曲権利取得で交渉-10億ドル規模の可能性も

更新日時
クイーンのライブ(1984年)

クイーンのライブ(1984年)

Photographer: Express Newspapers/Getty Images

世界的な大手レコード会社のソニーミュージックは、「ボヘミアン・ラプソディー」などのヒット曲を含む英ロックバンド「クイーン」の楽曲権利を取得するための交渉に入っている。実現すればこの種の取引としては過去最大級になる可能性がある。

  ソニーは別の投資家とこの取引に取り組んでおり、総額10億ドル(約1600億円)の規模になる可能性がある。事情に詳しい複数の関係者が、部外秘情報であることを理由に匿名で明らかにした。

  交渉は商品化やその他のビジネスチャンスも対象に現在進行中であり、合意に至らない可能性もあるという。ソニーの広報担当者はコメントを控えた。クイーンの代理人からもコメントは得られていない。

  アーティストたちが投資家に売却する楽曲権利の額は、近年増加傾向にある。ソニーは今年、マイケル・ジャクソンの楽曲について、その半分の権利を少なくとも6億ドルで取得したと音楽業界誌ビルボードが報じた。ボブ・ディランも録音済み楽曲の権利を2022年、ソニーに売却した。

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原題:Sony in Talks to Buy Queen Catalog in Potential $1 Billion Deal(抜粋) 

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