呼吸補助の管外す際一時心肺停止 患者に謝罪、愛知・春日井の病院

記者会見で陳謝する愛知県医療療育総合センター中央病院の新美教弘院長(中央)ら=13日午後、愛知県

 愛知県は13日、県医療療育総合センター中央病院(春日井市)で2023年8月、当時10代の女性患者の首に装着していた呼吸を補助する管を外す際、低酸素状態を知らせるアラームに看護師が気づかず、一時心肺停止となる医療事故が起きたと発表した。病院は対応が不適切だったと認め、患者と家族に謝罪した。

 新美教弘院長は同日、県庁での記者会見で「事案を重く受け止め、ご家族および患者に深くおわび申し上げる」と陳謝。今後患者に対し、賠償金を支払う方針を示した。


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