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100冊記念〜♪
満足のいく本でした!
帰ってきました交渉人、芽吹〜。
五本指ソックスを脱いだらひっくりかえったまんま洗濯機いれて次はひっくりかえったまんまはいてまた脱いだら元通りっておいっ!!
女性にめっぽう弱く、私生活はだらしない芽吹を甲斐甲斐しく世話をやく兵頭が目に浮かびます(笑)
今回はバカンス〜南の島でのーんびり税金対策を兼ねての芽吹ネゴシファミリーで旅行です(^ω^)
ウミガメの産卵が近場にあるとうホテルでバーベキューしたり!ダイビングしたり!交渉したり!覗き見したり!(え?
おなじみのトモもいるーっ!!キヨトモファンも嬉しいサービスもきちんとはいっちょリマスター。いやん。月が綺麗、、、トモ頭良さそうなのに!なんで知らないのっ!!
何度も月が綺麗と言いまくるキヨ、、、愛してるなんてお子様トモに言ったら暴れちゃうもんね(笑)
ここぞとばかりに愛を囁いちゃう!
もうね、たまらず笑いそうになります・・・これまじ覗き見してたら速攻見つかるパターンですよ。
しかし親友シノメ(小姑)の間の悪さ半端ね〜。シノメの企みにより南の島で元カノと遭遇、そして相談を持ちかけられバカンスなのにお仕事しちゃいます(笑)
兵頭(旦那のような嫁!)には内緒で!とシノメに言われて内緒できたことでさまざまなトラブルに巻き込まれでーじなっとんどー(大変なことになってるよ!)
てーげぇな芽吹をストーカーの如く南の島まで追う兵頭family。
こちらも、親父から有給いただき強面ぞろぞろでバカンスです(笑)
元カノの相談からホテル同士の確執を和解させたいと言われさっそく軽い気持ちで相手先のホテルへ行くとプールには突き落とされ、激辛沖縄そばを食わされ、あまつさえ寝床にヤモリが大量(笑)可愛い嫌がらせから、拉致され無人島へ。
その間にも、兵頭はいつにもましてシノメを目の敵にして悪く言うから夫婦喧嘩の発端になりピリピリしちゃいます(笑)
間の悪いシノメのせいでエッチ寸止めが相当効いてますね!
しかし、夫婦喧嘩は犬も食わないって(笑)
仲直りエッチには萌えた〜うまうまでっせ。
今回の人間関係も複雑でいて不自然ではなく人間ドラマが描かれていて魅力的でした!
推理したけど全然違ってた(笑)見えない人間関係ってそりゃあるわ!
ラストの兵頭の芽吹の好きなところを元カノの前でいちいちあげる様はかなり萌えました。
元カノも幸せになってほし〜。
なかなかの沖縄なまりでした!じょーとーよー!
くわっちーさんびらー
小冊子?今回100冊記念本がついてるのですがそちらはもーファンにはたまりませにょー。
そちらはそちらでレビューしますが男女の恋愛でも男同志の恋愛でも愛には変わりはないんです。小太りコンプレックスな彼の賢明さに泣いてしまいましたーーーー。
紙製のケースに 通常のSHYノベルズと同じ形態の『交渉人は休めない』と、100冊記念本の『One Hundred Thanks』の2冊が入ってます。
もうすごい売れてるし…、でも
わたしのような「大丈夫かなあ…キャラがいっぱい出てくるだけの代物にならないか、久しぶりのキャラなんてイメージ変わってないか」等、先走って不安がる体質な、ネガティブでウシロムキな読者に
だいじょぶ。すごいおもしろかった、
と告げておきたく思います。
『交渉人は休めない』は、交渉人シリーズの中でも、上位に食い込むおもしろさでした。そう感じたのはメインの話の筋より以上に、登場人物が多くかつ脇役の、例えば宿の「おばあ」の気持ちにまで目配りされてる為と思います。
もちろん、ミステリー作品として読むのはおカドがちがいます、←フェアでない、とか言うのは違うと思う(本格ミステリ的なものを期待をする人はいないと思うけど、一応)
軽いとはいえサスペンスフルな展開と語り口でひっぱられ、ぐいぐい読めて面白かったです。
芽吹さんのおやじなノリは健在(笑)。舎弟ズはマンガ的過ぎるかとも思うけど、好きです。相変わらず、おかしなことをいってるやつがいるよ(笑)!
そして真面目に人生が語られています…、染みます。芽吹は死への希求をっかえつつ、でも生きてゆくんだな…。←その辺りが簡単に解消されないことに、リアルを感じます。
BLとして、1つあげると芽吹が覗き観してる状態での、キヨとトモに萌えました~。
いたすまでにいたってないんだけどなんか、あまずっぱいやりとりとか~。あんまヤってないのに萌え。覗いてるのが良かったんでしょうかね?(誰に聞いてるの~)
別冊は
イラストレーターさんやマンガ家さんから寄せられたイラストやマンガと、書き下ろし小説の『夏のリング』の2部構成。
魚住…、38才にして相変わらずな魚住だった。遠距離の間に久留米は一時、女性とも付き合ったと言うショックな事実が明らかに(イヤわたしがおい!と思っただけです…);3作品からのカップルを動かしてるので、より長い尺で読みたかった気もする。(と、ムリをいう)。
寄稿から印象に残ったのを少し上げると、
ヨネダコウ先生、すいません、はじめて良いと思った。(ファンの方スミマセン;自分に合わないというか、ピンときてなかったんです)。『聖夜』の10代の別れのシーンをマンガとして作画されてます。リッチに6ページ。切ない~。ぐっときました。
町屋はとこさんのマンガは恋愛シリーズに加え兵頭×芽吹、しょうじ×ルコちゃんまで出てくる大サービス!ネーミングセンスの件、激しく同意!(笑)。
あと、すごい久しぶりに雪舟薫さんのイラストを拝見した気がします。
こういう企画本って、期待するなよ自分…って思ってましたが、杞憂でした、凄く楽しめました。
いつまでも語ってっていたいな。いつまでも読んでいたい。そんな気分です。
「交渉人は休めない」+100冊記念別冊のセット本です。
久しぶりに読めて嬉しい交渉人…本編も楽しくて面白かったですし、
別冊の書き下ろし短編で「夏の塩/夏の子供」の久留米×魚住のその後が描かれていたのも
個人的には涙が出るほど嬉しかった…買って良かった!!と思いました。
本編は皆さんが書いて下さってるので、あえて別冊に重点をおいてレビューします。
◆【本編】◆
「~愛される」までで大きなヤマを越えてきた兵頭&芽吹とゆかいな仲間達。
ヤマは越えてるので今までのようなディープな深刻さはなく、
その後の彼らを描いた番外編的な雰囲気。エンタメ度が高く、安心して楽しく読めます。
なかなか甘々バカップルには落ち着けない兵頭&芽吹は、物語の随所でちまちまと痴話喧嘩。
でもいつの間にか水に流してたり、しょっちゅう膝枕したりされたりしてるらしかったりwと
なんだかんだで幸せそうなバカップル…というよりもう夫婦w
二人ともここまで頑張ってきて良かったね…とじんわりしました。
胸にジンとくる場面、ふと笑ってしまうような日常は勿論健在で、
いつものメンツが生き生きとそこに存在してる。読んでいてすごく幸せになれる一冊でした。
…幸せなんだけど、ふっと芽吹の闇の深さが垣間見える無人島の場面、好きだなあ。
兵頭の想いの深さも伝わってきて、ぞくぞくしました。
◆【別冊】◆
200Pとけっこうなボリューム。まず過去作品の挿絵を担当された絵師さんたちの寄稿が半分。
残り90ページ余が書き下ろしの短編です。
絵師さん達の寄稿は、人によっては短編漫画数ページだったりして思ったより大分豪華…!
物語のその後や印象的な場面を漫画にされている方もいらして、
微笑ましかったりグっときたり…。特にヨネダコウさんの「聖夜」短編は秀逸。
「吾妻×伊万里」「普通のひと」の短編漫画も嬉しかった!おばかで可愛かった~~
そして楽しみにしていた書き下ろし短編は、「魚住くんシリーズ(夏の塩/夏の子供)」「犬ほど素敵な商売はない」「Love&Trust」シリーズ、計三作品から4カプが登場。
彼ら全員がちゃんと歳をとっていて、現代に生きていて、
同じ場所で息をしている…というなんとも粋な演出。
(久留米がスマホ使ってる!とか、いちいち感慨深い…)
本編『交渉人は休めない』と舞台がリンクしてるので、本編読了後に読むことをおすすめします。
4カプ登場ですが、メインは久留米×魚住のお話。
魚住くんシリーズの大ファンとしては、これが本当に嬉しかった。
特別ラブラブイチャイチャや濡れ場はないのですが、
これが読みたかったんだよ~~と嬉しくて涙ぐんでしまった。
あのシリーズの終わり方は、秀逸だったし、あれが一番いい形なのだと思っているけれど、
でも大好きな作品だけにやっぱり寂しいし、ちょっと久留米が切ない…
と感じてもいたので、これを読めて本当に良かった。
人によっては蛇足と感じることもあるかもしれませんが、
12年後のお話としてこれが読めたこと、私はとても幸せでした。
他のカプはゲスト的な登場なので、
2位・3位カプに期待されてる方はちょっと物足りないかも。
それでも、その後の幸せな様子が垣間見えて微笑ましかったです。
100記念おめでとうございます!
そして、ありがとうなのです!
交渉人カムバックと、記念本は豪華なケース入りで本編の本も楽しませてもらったけど、記念冊子の内容の濃いこと!
それを思えば。新書2冊よりは安く設定されたこの価格は大サービスなのかもしれないと思うのです。
【交渉人は休めない】
せっかく休暇で来たのに、なんだか仕事しっかりしてましたね(笑)
芽吹を追いかけてきたくらいな兵頭だから、いちゃいちゃしまくるのかと思ったら、兵頭までPC持ちこんで仕事してました。
まったくもってワーカホリック同士なこのカプ♪
鵜沢の一件で入った臨時収入に、弁護士なのに税理士のようなアドバイスで税金対策として七五三野が提案した南の島へのチーム芽吹による旅行は、実は七五三野の兵頭への嫉妬(?)からか芽吹をまっとうな道へ戻す為か、元カノとの再会を画策したもので、
そこのホテルの買収問題に芽吹が頭を突っ込んでしまうことになったことからの、人々の思惑が暴き出される展開。
本当にこの交渉人シリーズの「人の心」を抉る様々な描写や展開は、いつもグイグイと引き込んで心を掴む。
その中に、今までに積み上げてきた主人公達の関係がいい具合に挿入されているのです。
兵頭と芽吹は、あの感動的な話の後甘い恋人になったのかな?と思いきや、
芽吹はだらしない亭主でそれに文句を言う妻みたいな兵頭という、5本指ソックスのエピソードに始まり、相変わらず女性のお尻や胸が好きな芽吹があり。
無人島へ置き去りにされたエピソードに至っては、真剣に火を起こす芽吹の傍らでタバコをふかす兵頭とか、翌朝、携帯で連絡をとっていた兵頭とか、芽吹のロビンソンクルーソーごっこに付き合う兵頭という、緊張感あふれる危機的状況のはずなのに、何故かゆるやかな雰囲気で、頼りになる兵頭を見せたり。
その事でケンカしても(勝手に芽吹が一人で拗ねてるだけかもw)しっかり密かに芽吹をサポートしている兵頭という、初期の頃の関係を思い出させるものがあって、
彼等は変わらないよね~と、そうそう!こうでなくちゃ♪みたいな、なんだろうな~「恋人」というよりは、本当にそれも含めた全ての存在というそのさりげなさが好きだったり。
それがラストの空港での美帆との別れのシーンでの兵頭が見せる独占欲と芽吹のさりげない、でも自信をもってするカミングアウトとかね。
そういうシーンで、彼等の良さがしみじみしちゃうんですよ☆
それに、しっかりデッカイのとちっちゃいのコンビのキヨとトモのイチャシーンも入ってくれていて、かわいいんだ♪
だけどですよ!!
そういう雰囲気の良いシーンを壊すのはいつも七五三野!!!
最初、やっと二人きりになってそらいざベッドインか?な兵頭と芽吹の雰囲気を壊したのは七五三野の電話だし、
キヨとトモのいいシーンを台無しにしたのも七五三野の電話(笑)
思わず、おい!またかよーーー(爆)
兵頭の舎弟’sもしっかり出番がありまして、やっとわかったよ!!
あの、いつも「姐さん」発言でズッコケルヤツの名前がw・・・飯田っていうのか、一番若手の・・・
その舎弟’sのアロハの柄も等級が下がっていくにつれて怪しげな柄になり、ゴーヤー柄って!?と思ったら飯田のアロハはちんすこう柄!?ちんすこうーーー笑!
そうした笑いも挿入して、あ、もちろんチーム芽吹のさゆりさんも、ホテルのおばあと一緒に嫌がらせをするチンピラに立ち向かってましたしネv
本当に至れり尽くせりの、痒いところに手が届くようなキャラクター配置。
ちゃんと見せてくれていて楽しませてくれる。
依頼事が入るといつも芽吹は怪我をするような身体を張った仕事になっちゃうんだけど、それらを通して、その根底にある「死」についていつも向き合っている想いについても、今回も彼に語らせている。
でもね、兵頭がいるから一人じゃないんです。
二人だから生きていけるという言葉じゃなくて、死ぬ時は一人じゃない、という芽吹の言葉が非常に切ないんだけど、でも、兵頭が芽吹にとってそういう存在なんだと、語らせる部分に、想いの深さを感じるのです。
芽吹の生死に関する考え方は、この交渉人シリーズの一つの土台でもありますよね。
ウミガメの孵化シーンはとても象徴的だったと思うのです。
ああー!
彼等の話しは、いつまでもいつまでも見ていたいです。
何が変わるって、きっと兵頭は兵頭だし、芽吹は芽吹で、この二人で変わらないのだろうけど、それでもつい、欲張ってしまいたくなる。
ああー!本当にCD復活してくれないかな~切に願うのです。
みんな、また会おうね!!そう言いたくなる本でした。
交渉人の新作と、100冊記念の冊子2冊で1500円+税だなんて
お安いですよ!!!!
帯の「読者の皆様へは1,000回のありがとうでも足りません…!」と
おっしゃっている榎田さんですが
でしたら読者の我々は一体何回「ありがとうございます!!」を
申し上げたら良いですか!?って思ってしまいました。
まず『交渉人は休めない』、
沖縄を舞台にして、展開される事件と共に
兵頭と芽吹の夫婦漫才(?)も相変わらずのテンポで楽しめつつ、
兵頭とシメノの口げんかも味わえ、
さゆりさん、アヤカのきっちり各々の仕事してくれる脇と
キヨとトモのラブラブっぷりまで……。
なんかというか、かなりお得です!!!
芽吹の元カノまで登場しちゃって、
そうだよね…ノンケだったというのに
今じゃ兵頭にてろてろに愛されて……という感慨深さもw
つまんない事で度々ケンカして、せっかくの沖縄旅行だというのに、
なんて思わせられながらも、
やっぱりハッピーで終わってくれるので安心して読めますよ!
永遠の愛、兵頭×芽吹です!!!!(あ、キヨ×トモもw)
裏表紙の半透明な若林もまた涙を誘います……。
こういうところ、本当にお上手ですよ、奈良さん!!!!!!
なんと言っても別冊の『One Hundred Thanks』は
冒頭の榎田さんのご挨拶からして「じーん……」と涙ぐんでしまった私です。
(年なの??)
今までの作品の挿絵を担当なさった漫画家さんのコメントとイラスト、
そのキャラで数ページの漫画にして下さった方々もいらっしゃいます!!
特に感激したのが、ヨネダコウさんの『聖夜』。
旧版は山田ユギさんが挿絵をなさってましたが、
そちらはそちらで色気と魅力が♪
ヨネダさんがお描きになった6頁は、
高校3年の冬、外で「東京に行く」と言ったアマチとのシーンです。
切なさパねぇんすけど!!!!!!!
寒すぎて頬も鼻も赤くしている二人が、言葉少なに別れるあの……。ぎゃあ!!
『erotica』の表紙を飾って下さった中村明日美子さんの
あの絵に至る4頁の漫画も楽しめます!!
えっろーーーーーーー!!!としかもう言えませんww
そして『夏のリング』メインが“魚住くんシリーズ”の久留米×魚住ですが
他の作品のキャラも出演してくれて、かなり豪華です!!!
楽しい、というより(いえ、そりゃ勿論楽しいんですけれども)
私は感激してしまいまして、いちいちうるうるしましたがw
『交渉人は休めない』とリンクしていて、うまいなぁとまた唸ってしまうわけです!
全ての登場人物がこの世に生きているような錯覚さえしてしまう、
榎田さんのお書きになる物語は昔も今もリアルでありつつ
紆余曲折あるからこその幸せなんだろうと噛みしめてしまいます。
それぞれの個性もブレないので、更にそう思わせてくれるのです。
これからもずっと愛させて下さい、榎田さん!!!!!!