イラスト入り
西野さんに笠井さんということで、エロエロなんだろうなあとは予想していましたが予想を遥かに超えるエロさでした。半分以上は服着てないと思います☆
笠井さんが表紙を描かれていると絵師さん買いしてしまうほど好きなのですが、今回の表紙はエロすぎてリアル書店では買えませんでした…(爆)。表紙を捲ってすぐのカラーの扉絵もしっかり合体してます。本屋さんでカバーをかけてもらう派の腐姐さま方、ご注意あれ、です。
さてさて内容をざっくりと。すみません、ネタバレしてます。
クロアチア人の祖母を持つ大学生の司(受け)は、祖母と同じ蒼い瞳がコンプレックス。そんな彼が大学生になり、具合が悪く蹲っていたところを助けてくれたのが西洋学(特に『魔女』について造詣が深い)を教える准教授の浅葱。
優しく介抱してくれ、またコンプレックスだった瞳を褒められたことで彼に惹かれ、その後も彼の人柄を知るにつれ徐々に恋慕の情を募らせていく司なのですが、その想いはひた隠しにしています。
そんなある日、浅葱に誘われて食事に行くのですが、酔って眠ってしまった司が目を覚ますと全裸にされていて。
そこで司は自分の家系が古代から続く魔女の家系であること、祖母は中でも高名な魔女であったことを知らされます。そして、その血を引く司に、「自分だけの魔女になってほしい」と『魔女の力を解放させる』という名目で快楽を与え始めるのですが…。
というお話でした。
西野さんらしくエロは満載。初っ端からかなり激しいセックスシーンが満載です。エロは好物ではありますが、それだけだとちょっと面白くない。
けれどこのお話はいろいろな伏線が複雑に絡み、どうなるのか気になってページを捲る手が止められませんでした。
司の瞳の色の秘密。
消された祖母の記憶と疎遠になってしまった母との確執。
浅葱の手によって徐々に解放されていく、魔女としての素質。
そして、浅葱は悪魔なのか否なのか。
等々、すごく読みごたえがありました。
『魔女狩り』で使われた道具なんかも少し出てきますが、それで痛いことをされたりすることもなく、なのでその分、もしかしたらその道に造詣の深い方だと物足りないのかもしれませんが、個人的には程よく楽しめました。
エロの方もさすが。
ブジーとか三角木馬といった道具攻めもあり、とにかく快楽だけを与え続ける浅葱と、まっさらさんだった司が浅葱の手によって徐々に体を開発されていく様は圧巻でした。
表紙の司のおしりに描かれた★のマーク。あれはいったい何なのかなと思ってましたが、あの★が持つ意味合いもとても良かった。
笠井さんの描かれた挿絵は今回も神でした。美しすぎる…。
終盤、司がモブたちに襲われるシーンがあるのですが(挿入まではありませんが苦手な方はご注意を)、そのモブたちですら男前で困りました☆
エロもいいけど、それだけじゃ物足りないな、という方に是非読んでいただきたい萌え作品でした。
エロエロで最高でした。やっぱエロ読むぜ!というときは西野先生ですね。
ノーマークだったのですが、書店でお尻にきっすしているカバー絵を見て思わず凝視。
こいつはすげえ表紙だぜ、と思ったら中身も裏切らない。
魔女がうんぬん色々ありますが、ハードそうに見えて案外ハードでないところは西野先生ならではというか、安心して読めます。
いろんなプレイが読みたい人にオススメ。
西野花先生のいつものすっごくエロい描写と、笠井あゆみ先生の肌色の多い美しい挿絵に、エロがお腹いっぱい的なお話しでした!
お話しは、色の変わる藍色の不思議な瞳をもつ大学生の受けが、オカルトマニアで変人だが優れた容姿をもつ大学教授の攻めに絡め取られて、性的な快楽によって眠っていた魔女の力を引き出される内容です。
受けの司は攻めの浅葱に元々性的な意味で憧れているので、浅葱に薬で眠らされて全裸に剥かれ愛撫されても始めから本当には嫌がってません。
しかも、司は淫蕩な魔女の血筋によって始めてした性的な行為なのに、淫乱な性質で気持ちよくなってしまうので、すごくエロいです。
三角木馬の描写や挿絵が印象的です。ひとつ言うなら、メリーゴーランドの木馬のように馬の頭があると良かったなと思いました。
それだと魔女のオカルトっぽい感じにならないのかな?
浅葱教授は悪魔かと思ったら実は高位の司祭で、司の魔女の力を引き出してコントロール出来るように導いてくれたのでした。
性的快楽で陥落させるやり方も、好きな人にされれば嬉しくて、嫌なモブなされれば気持ち悪い行為です。
司の気持ちは初めから浅葱教授に憧れがあったので、ハッピーエンドですね。
あと表紙が恥美で美しく感嘆のため息がでてしまいました。
笠井さんがイラストを担当された中から、続編の電子化を待ちつつこちら読んでみました。
すすすすごかった…初めて経験するドラッグみたいに、読みながらこっちまで仰け反り悶えるほどでした。何が凄いって、ねぇ…
BL小説って読んでいる時は面白くても読後数日経つと「なんでそんなに面白かったんだろう」とすっかり毒が抜ける作品も多いのですが(あまりお話が濃ゆいと入り込めないし、内容が無いと「内容が無い」となるし)世界観とムードが濃く、そこに笠井さんの挿絵が作品の雰囲気を爆盛りでした。
魔女の能力や母との過去は続編へと続くのかしら。
思ったよりさらっと読了。
輪姦か!(≧◇≦)うほっ!っと思ったのもつかの間
結局は寸前のところで助けれちゃったのが残念。
ともあれ、好意を寄せていた相手とそっこー両想いなあげく
即物的に合体→気持ちい→合体のスパイラル。
全体的にはラブラブあまあまと言っても過言ではない仕上がり。
内容はあってないようなものなのでエロエロ重視で読むには
良い作品かとおもいます。
個人的にはもっとハードな感じでいくとおもっていただけに
ちょっと肩透かしな感じもしてしまったのですが。。。