ロヒンギャ危機―「民族浄化」の真相
中西嘉宏 著
ロヒンギャは、ミャンマー西部に住むイスラーム系民族のひとつだ。軍事政権下、国籍が与えられないなど長く差別されてきた。2017年の国軍による掃討作戦以降、大量の難民が発生し、現在100万人が隣国のキャンプで暮らす。民主化運動の指導者アウンサンスーチーはなぜ「虐殺」を否定するのか。本書は、複雑な歴史的背景やミャンマーをめぐる国内・国際政治を通し、アジア最大の人道・人権問題の全貌を示す。
書誌データ
- 初版刊行日2021/1/19
- 判型新書判
- ページ数272ページ
- 定価968円(10%税込)
- ISBNコードISBN978-4-12-102629-3
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書評掲載案内
・BRUTUS2022年1月15日号/高野秀行(ノンフィクション作家)
・ウェッジ2021年5月号
・読売新聞(朝刊)2021年4月4日/飯間浩明(国語辞典編纂者)
・朝日新聞(朝刊)2021年3月20日/五十嵐誠(朝日新聞元ヤンゴン支局長)
・日本経済新聞(朝刊)2021年3月13日
・毎日新聞(朝刊)2021年2月20日/岩間陽子(国際政治学者・政策研究大学院大学教授)