『里親と特別養子縁組』/林浩康インタビュー
里親や特別養子縁組に関する報道が増えたと感じないだろうか。厚生労働省は2017年に有識者による検討会が作成した「新しい社会的養育ビジョン」を公表し、家庭養育の推進に大きく舵を切った…[続きはこちら]
2024/12/02
里親や特別養子縁組に関する報道が増えたと感じないだろうか。厚生労働省は2017年に有識者による検討会が作成した「新しい社会的養育ビジョン」を公表し、家庭養育の推進に大きく舵を切った…[続きはこちら]
2024/12/02
1776年に独立を宣言したアメリカの13植民地が、イギリス本国との戦争に勝利し、合衆国に生まれ変わった「アメリカ革命」。本書は大きなスケールで、先住民・黒人奴隷の視点もふまえ、70…[続きはこちら]
2024/11/26
『ジェンダー格差 実証経済学は何を語るか』 (2023年8月刊)は、近年特に注目を浴びる、歴史・文化・社会的に作られる男女の差異=ジェンダー格差について、実証経済学の研究の成果か…[続きはこちら]
2024/11/13
比較的新しい時代に力点を置く通史として好評を博し、ロングセラーとなった『アメリカ黒人の歴史』旧版(2013年3月刊)。11年を経てのアップデート版は、2010年代に勃興し、20年に…[続きはこちら]
2024/11/08
イノベーションとは、経済的な価値を生み出す新しいモノゴトを指します。創造的破壊(Creative Destruction)とも言われ、企業の競争力や経済成長の源泉になります。私た…[続きはこちら]
2024/11/25
はじめに――なぜドイツと対比するのか 昨今、わが国の研究力の衰退が大きな関心をよんでいる。学術論文の数で他国に抜かれたとか、世界大学ランキングで日本の大学の順位が下がったなど…[続きはこちら]
2024/11/22
脳は実に不思議な器官です。私たちは美しい景色を見ることも、さまざまな思い出を想起することもできます。細胞の集合体に過ぎない脳で、どのようにして多彩な高次機能――言語や記憶をあやつ…[続きはこちら]
2024/11/20
1万4千の島々が連なる日本列島は、いつ誕生し、どのような歴史を刻んできたのでしょうか。本書は、時空を超えて島国の成り立ちと形を一望し、水、火、塩、森、鉄、黄金が織りなした日本列島史…[続きはこちら]
2024/11/07
NHK大河ドラマ「光る君へ」もいよいよ大詰め。しかし、平安時代はその後も200年近く続きます。この平安後期について「女性」を主軸に迫る『女たちの平安後期―紫式部から源平までの200…[続きはこちら]
2024/11/05
里親や特別養子縁組は、生みの親と暮らせない子どもたちを自身の家に迎え入れて養育する制度である。妊娠・出産を経ることなく、中途から子どもを養育する。そのような特殊性をもつ制度のもと…[続きはこちら]
2024/10/26
本書は「死」をめぐる諸宗教の神話や教えや思想を、歴史的に通覧するものである。 宗教は人生最後の謎「死」に挑んできた。宗教にとって「死」が本質的なテーマである黎明期とは言うまで…[続きはこちら]
2024/10/25
加か耶やとは、3世紀から6世紀にかけて、朝鮮半島南部にある洛東江ナクトンガン(大テ邱グ、釜プ山サンを通り朝鮮海峡に流れる)の流域に存在した十数ヵ国の小国群を示す名称である。 …[続きはこちら]
2024/10/24
日本史といえば、武士政権が初めてできた源げん平ぺい合かっ戦せんから鎌倉時代のはじまりの時期と、群雄割拠する戦国時代、幕末を中心とした江戸時代などの人気が高い一方で、たとえば本書で…[続きはこちら]
2024/10/23
1990年代半ばから2000年代前半の、バブル景気崩壊後の経済低迷期に就職した「就職氷河期世代」は、若年期に良好な雇用機会に恵まれなかった結果、中年期に至る今も様々な問題を抱えて…[続きはこちら]
2024/10/22
現在では、科学や学問というものは大学などの研究者が担うのが当然だと思われている。しかし、かつては独学のアマチュアたちこそが学問の中心だった時代があった。自分の関心のあるテーマを自…[続きはこちら]
2024/10/03
33%。 この数字は、1914年に勃発した第1次世界大戦で、その年に20歳を迎えたフランス人男性が、大戦中に命を落とした割合である(Héran 2014)。1894年に生まれ…[続きはこちら]
2024/10/01
鎌倉幕府の歩みが綴られた文献、『吾妻鏡』。幕府の公式記録という認識が根強かったが、史実の錯誤や改変も少なくないという。近年の研究も踏まえて検証すると、いったい何が見えてくるのか。『…[続きはこちら]
2024/09/30
本書の旧版が出版されたのは、バラク・オバマ大統領が再選され、第2期が始まったばかりの2013年3月のことだった。初当選した2008年の選挙では、黒人の投票率は64パーセントを記録…[続きはこちら]
2024/09/26
「果物が日本を動かしてきたなんて、そんなわけない!」と思うのは自然な感覚だ。 食べ物は一国の運命をも左右する存在である。たとえば、「主食」にあたる作物はその国の歴史にいとも簡…[続きはこちら]
2024/09/24