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【石川】不明者捜索 遠い道のり 二次災害恐れ、道路寸断…近づけず 輪島の2カ所 豪雨も影響

2024年12月22日 05時05分 (12月22日 10時33分更新)
捜索が進まない土砂崩れの現場前で話す古酒谷政幸さん=石川県輪島市名舟町で

捜索が進まない土砂崩れの現場前で話す古酒谷政幸さん=石川県輪島市名舟町で

  • 捜索が進まない土砂崩れの現場前で話す古酒谷政幸さん=石川県輪島市名舟町で
  • 土砂崩れにより重機の搬入ができなくなっている現場近くの道路。現在は資機材を運ぶためのモノレールが敷かれている=石川県珠洲市若山町で
 能登半島地震の発生から間もなく1年、9月の記録的な豪雨から21日で3カ月が経過する中、石川県輪島市では依然として2人の行方が分かっていない。県警は土砂災害などが発生した現場で「二次災害の恐れがある」として安全対策が整い次第、捜索を再開する方針を示している。しかし豪雨で新たな被災もあり、捜索の安全を確保する応急対策工事の見通しは立っていない。 (西川優、写真も)
 元日の地震以降、行方不明となっているのは輪島市名舟町の向浜幸子(むかいはまゆきこ)さん=不明時(59)=と、同市町野町寺山の伏木野(ふしきの)茂雄さん=同(68)。県警は名舟町では3月から捜索を中断しており、町野町寺山では地震以降に一...

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