Location via proxy:   [ UP ]  
[Report a bug]   [Manage cookies]                

現存わずかな円形校舎、支援の輪を広げよう 三重・朝日町が3Dデータ化へ寄付募る

2025年1月15日 16時00分 (1月15日 16時00分更新)

現役で利用されている朝日小の円形校舎。国登録有形文化財に指定されている=三重県朝日町で、本社ヘリ「わかづる」から

 三重県朝日町が、国登録有形文化財「朝日小学校円形校舎」の保存や活用に力を入れている。現役で利用されている小学校の円形校舎は全国でもわずか。町は設計図面から建設当時の姿を3Dデータ化するプロジェクトを企画し、クラウドファンディング型ふるさと納税で寄付を募っている。 (轟野乃子)
 同小の円形校舎は建築家の故坂本鹿名夫(かなお)氏(1911~87年)が設計し、62年に建てられた。鉄筋コンクリート4階建てで、2013年に小学校の円形校舎としては全国で唯一、国の登録有形文化財に指定された。普通教室は「角形校舎」と呼ばれる別の建物を使う。
 町によると、円形校舎は戦後のベビーブームに対応するため、1950...

この記事・コンテンツの続きは会員限定です。
紙の新聞の定期購読者の方は、無料で会員登録できます。

中日プラスに登録すると
中日新聞電子版が利用できる
会員向け記事が読み放題
各種メールマガジンで最新情報をお届け

※紙の新聞とは、中日新聞朝刊・北陸中日新聞朝刊・日刊県民福井です。

よくある質問はこちら

関連キーワード

おすすめ情報

三重の新着

記事一覧