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神奈川県警、今年5人目の警察官逮捕にネットは皮肉であふれる「さすが」「安定の」「鹿児島に追いつかれそうになったら引き離す」

2024年6月20日 14時12分

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 神奈川県警が19日、同県秦野市のアパートの敷地で、干されていた洗濯物を盗もうとしたとして、窃盗未遂の疑いで海老名署地域課の巡査長の男(38)を現行犯逮捕したと複数のメディアが報じた。これで同県警の警察官の逮捕者は今年に入って5人目で、X(旧ツイッター)では「神奈川県警」がトレンド入り。ネットでは「さすが神奈川県警」「安定の神奈川県警」「神奈川県警だもんね」など皮肉コメントであふれた。

 同県警では今月5日に独身寮で他の警察官の部屋に侵入したとして住居侵入容疑で組織犯罪分析課巡査部長の男(38)を現行犯逮捕。同日には交通事故の保険金をだまし取ろうとしたとして、平塚署交通2課の巡査長の男(35)も逮捕した。
 6月だけで3人、今年5人の県警警察官が逮捕される異常事態にネットも即応。「これもう神奈川県警に警察官を駐在させた方がいいんじゃないか」「月1人レベルで警官が逮捕されても神奈川県警ってだけで納得出来てしまう悲しみ」などのコメントが相次いだ。
 警察不祥事では今年に入って、鹿児島県警で現職の警察官や元幹部が逮捕される事件が4件も相次いで話題を集め、鹿児島県警本部長による”隠蔽(いんぺい)疑惑”も浮上した。それだけにXでは「他県の不良警察にクォリティで負けそうだから数で勝負しようとしてるな、神奈川県警」「鹿児島県警に追いつかれそうになったら引き離す俺たちの神奈川県警」などとちゃかす投稿もあった。
 警察不祥事を巡っては、神奈川県警では1999年、キャリアの県警本部長が主導して現職警察官の覚醒剤使用を握りつぶしていたことが内部告発で発覚。本部長経験者が有罪になったのは全国初のケースで「戦後最悪の警察不祥事」と言われた。

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