夏休みに突入し、映画館にはいつにもまして子供たちや若者たちの姿が。夏の興行戦線も活発化! シリーズ最高のスタートを切った『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』は2週連続1位を獲得し、24日(日)までの計10日間で271万人超を動員し、39億2,900万を稼ぎ出した。前人未到のシリーズ合計の国内興行収入1,000億円突破が少しずつではあるが現実味を増してきた。国内興収2位は2作同時公開の『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ/ビクティニと白き英雄 レシラム』、『ビクティニと黒き英雄 ゼクロム』。スタジオジブリの最新作『コクリコ坂から』も先週と同じく3位につけている。夏休みはまだたっぷり1か月以上残しており、初登場4位の『忍たま乱太郎』も含め、夏休み映画がそれぞれどこまで数字を伸ばすか?海の向こうでは『ハリー・ポッター』がトップ陥落! 金曜日から全米3,715館で公開を迎えた、アメコミ原作の『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』が3日間で6,582万ドル(約52億7,000万円)を稼ぎ出して1位を獲得した。今年はアメコミを原作とする作品が数多く公開されるが、本作は『マイティ・ソー』(6,570万ドル)、『X-MEN』(5,510万ドル)、『グリーン・ランタン』(5,320万ドル)のいずれをも超えてオープニング成績。アメリカの愛国心が史上最強のファンタジーシリーズの牙城を突き崩した格好だ。とはいえ、その『ハリー』もシリーズ最高の成績に向けて数字的には順調。2週合計で全米だけで10日間で約2億7,400万ドル超を叩き出し、最終興収は3億6,000万ドル以上が見込まれている。逆に『キャプテン・アメリカ』は1週目の勢いをどこまで維持できるかがカギとなりそう。2つの大作の陰で目立たないが、初登場で3位に食い込んだのがジャスティン・ティンバーレイクとミラ・クニスの共演で注目の『お得な関係』。失恋したばかりのヘッドハンターとそのクライアントが恋愛感情抜きで関係を楽しんでいるうちに恋愛感情が芽生え…というラブコメディ。ミラの数々のセクシーショットが話題を呼んでいるが、お尻に関しては“代役”を立てたことがこのほど判明! セクシーシーンはもちろんだが、ジャスティンとの掛け合いも楽しみなところ。日本でも今後、注目を集めそうだ。日本では今週末はピクサー最新作の『カーズ2』と、世界的ヒットシリーズの第3弾『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』が公開。熾烈な興行戦線がさらにヒートアップすることは必至! 国内で『ハリー』の快進撃を止めるのはどの作品になるのか? 全世界での興行も合わせて注目だ。特集「物語はクライマックスへ! ハリーポッター10年間の軌跡」http://www.cinemacafe.net/special/deathly-hallows_part2/
ルッソ兄弟、“キャプテン・アメリカ”卒業のクリス・エヴァンスに演じてほしいマーベルヒーローは「ウルヴァリン」 2022.6.27 Mon 13:20 『アベンジャーズ』シリーズ、『キャプテン・アメリカ』シリー…