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映画の力でサバイブ…100作品を紹介「サバイバルのためのガールズ洋画100選」刊行

11月上旬より、北村紗衣著「女の子が死にたくなる前に見ておくべきサバイバルのためのガールズ洋画100選」が刊行されることになった。

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11月上旬より、北村紗衣著「女の子が死にたくなる前に見ておくべきサバイバルのためのガールズ洋画100選」が刊行されることになった。

シェイクスピア、舞台芸術史、フェミニスト批評を専門にし、「お砂糖とスパイスと爆発的な何か」(書肆侃侃房、2019)、「お嬢さんと嘘と男たちのデス・ロード」(文藝春秋、2022)などの著書を持つ北村氏の新刊は、「もうダメかも……」を「楽しく生きよう!」に変える、映画の力でサバイブするための映画ガイド。

あのヒロインみたいになれたらいいな、私と同じだな、私とは違うけどステキだな……。映画を見ることで、女性であること、少数派であること、自分自身でいることの楽しさに気づける。もっと楽しく生きる準備をするために、あなたを待っている映画がきっとある。

フェミニズム批評から見た著者独自の視点とユーモアあふれる言葉で綴られた本書は、映画リストでありながら、等身大の心の声に寄り添い、悩める人々を力強く後押しする1冊。

クラシックな名作から近年の話題作まで、労働問題、恋愛とセックス、フェミニズム、クィア、人種、民族など、多様な視点から厳選した100本の映画を紹介している。

主な紹介映画

●おとぎ話
『魔法にかけられて』
ディズニープリンセスと現実

恋愛とセックス
『キャロル』
男性に忖度しない女性同士のロマンス映画

●シスターフッド
『テルマ&ルイーズ』
やっと訪れた女性のためのロードムービー

●クィア
『恋のミニスカウエポン』
ハチャメチャなアクションロマンスコメディ映画

●人種・民族
『ハーフ・オブ・イット:面白いのはこれから』
田舎に住む中国系少女の恋

●階級
『燃ゆる女の肖像』
見る主体としての女性たち

●不機嫌なヒロインたち
『ゴーストワールド』
死ぬわけなんかない

●中学校を卒業してから見よう!
『お嬢さん』
帝国とシスターフッド  

など100作品を紹介。

「女の子が死にたくなる前に見ておくべきサバイバルのためのガールズ洋画100選」(北村紗衣)は11月上旬、書肆侃侃房より発売予定。
224ページ 定価:本体1,800円+税
装幀:成原亜美(成原デザイン事務所)/装画:satsuki



《シネマカフェ編集部》

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