他のなろう系作品よりも、漫画の発行巻数も多く読んでいましたが、小説版も完結していたので今回購入してみました。
他のなろう系の人気作品は、転生した「前世の人格」が転生先で頑張るお話です。過去の記憶を使うのは勿論、現代との差異にてんやわんやす
るのが定番です。
しかしこの作品は、前世の人格と今世の人格がちょうど混じり合い、新しい今世の人格として、その世界で頑張ります。前世を前世として割り切り、折り合いを付けようとする所でグッときました。
在り来りな転生ものというより、貶められた公爵令嬢が頑張って苦難を乗り越えていく王道ストーリーだと思います。
主人公の仲間たちとのサイドストーリーは勿論、周りの人達の謀略や思惑にハラハラドキドキします。
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