※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
大災害の被災者にとって希望となる様々な制度や手続きを、親しみやすいイラストとやさしい語り口で解説する、これまでの防災本とはひと味違う一冊の登場です。
地震、津波、台風、豪雨、土砂崩れ・・・だれもが災害にあう日本列島。
住宅ローンの支払いができない、通帳や印鑑をなくした、国や自治体の支援はあるのか、生活費がない、公共料金が支払えない、壊れた屋根が隣家に被害を与えトラブルに、相続や保険の手続が複雑でわからない──
途方に暮れ、絶望の淵にたつ被災者を助けるのは、あなたをひとりにしないための様々な法律と制度だったのです。
著者は、内閣府ほか公務員経験のある弁護士で法学博士。
東日本大震災後に4万件を超える被災者相談事例を分析した経験をもとに「災害復興法学」を創設し、防災教育に関わるこの分野の第一人者。
本書がめざすのは、災害後に絶望しないための知識を伝える、いわば「備蓄する本」。
被災後の生活再建の大きな支えとなる「ちしきの備え」厳選30話。