認知症の治療にとって一番大切なことは何か?
その治療は家族のためか? 本人のためか?
「認知症」の名医9人が教える、認知症が良くなる考え方
世の中には認知症の患者さんと上手に接し、
上手に治療する医師がいます。
本書では、私がお勧めできる「名医」を紹介します。
認知症において「名医」か否かは、
薬の少量投与ができるかどうかにかかっています。
いち早く標準治療の問題点に気づき、
独自の方法で認知症の患者さんとご家族に向き合っている
9人の医師にじっくりとお話を伺いました。
本書が超高齢社会を歩む日本人の、
「必読の書」となることを願ってやみません。
~御登場いただいた9人の名医~
第1章 西村知香 介護家族をケアし、介護家族を信じる
第2章 長谷川嘉哉 患者さんよりもまずは介護者さんの心身を守ること
第3章 森田洋之 究極の地域医療を、介護との連携で実現
第4章 上田諭 精神科医として、認知症医療を何とかしたい
第5章 白土綾佳 その人を囲む家族に笑顔が戻るように
第6章 松野晋太郎 認知症の症状改善9割を目指して
第7章 平山貴久 自分が見たい現実を、自分でつくる
第8章 平川亘 今日困っている人を、今日助けるために
第9章 岸川雄介 「認知症」という病気はありません
解説――長尾和宏
「市民にとっても介護・医療職にとっても最高の実践書」