『運命の番』が見つかるまでという約束で結婚したオメガのビスチェと、幼馴染のアルファ・ラルフ。
幼い頃からラルフを一途に想っていたビスチェは結婚後、今まで以上に自分を大切にしてくれるラルフとの日々に幸せいっぱいだったのだが……。
ある日ラルフが突然、街で強い本能に駆られ、一人の女性を凝視した。
彼女がすぐに『運命の番』だと気づいたビスチェは、なんとか二人を引き合わせようとするも……。
「そろそろビスチェにはわかってもらわないと」
見たことないラルフの表情に戸惑うビスチェ。
一方、ラルフはストッパーが外れたように溺愛しはじめて――!?