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青年マンガ
怪獣になったゲイ
1巻完結

怪獣になったゲイ

800pt/880円(税込)

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作品内容

「この手があったか!」と驚かされた新時代のゲイ・ストーリー。
自分で自分が嫌いな人、好きな人、好きでも嫌いでもない人、全ての人に読んでほしい。
―――田亀源五郎( 『弟の夫』『僕らの色彩』)

ゲイの高校生・安良城貴(あらしろたかし)はいじめの標的にされながらも
片思いの相手・黒田先生を心の支えに耐え忍んでいた。
しかし、黒田の発した偏見にまみれたゲイ否定が彼を「怪獣」に変える・・・・・・。

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1巻から|最新刊から

作品ラインナップ  全1巻完結

  • 怪獣になったゲイ

    800pt/880円(税込)

    「この手があったか!」と驚かされた新時代のゲイ・ストーリー。
    自分で自分が嫌いな人、好きな人、好きでも嫌いでもない人、全ての人に読んでほしい。
    ―――田亀源五郎( 『弟の夫』『僕らの色彩』)

    ゲイの高校生・安良城貴(あらしろたかし)はいじめの標的にされながらも
    片思いの相手・黒田先生を心の支えに耐え忍んでいた。
    しかし、黒田の発した偏見にまみれたゲイ否定が彼を「怪獣」に変える・・・・・・。

レビュー

怪獣になったゲイのレビュー

平均評価:4.7 30件のレビューをみる

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高評価レビュー

怪獣とは、、
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 作品内容の「自分で自分が嫌いな人、好きな人、好きでも嫌いでもない人、全ての人に読んでほしい。」に導かれ、手にした御本。

主人公の男の子が、あるキッカケで今の自分ではなく別の何かになりたいという強い衝動で怪獣に変身してしまうのだが、その心情が現実的であり重く苦しい。

「見ないフリをするような大人じゃない、本当に見えていない大人ですもんね。」

「絶望する顔を見て妙な快感を覚える感覚。」

「誰かを傷つけて笑っていられるのが強さだって言うなら、強くなんてなりたくない。」

どれも胸にドシンと覆いかぶさってくるような重みのある言葉。

タイトルと内容共にセクシャリティの問題を交えてのストーリーですが、子供も大人も男性も女性も関係なく考えさせられるお話。

私自身、無関心の振りをする事で、心と身体のバランスをはかり保身にまわる傾向があり、自分が傷つかない為に無意識に誰かを傷つけていたかもしれません。
無意識の言動が、とても厄介で罪深いと理解はしていても、どうすればいいのか、変われるのか、とても難しい。

作者さまが仰っていた、「変わることができた人、変わることができなかった人、変わる必要なんてなかった人、、みんなの人生はこれからも続いていきます。」
と言うお言葉に私自身も励まされました。
一度立ち止まり、振り返って考えるチャンスを頂き、ありがとうございます。
いいね
16件
2021年11月29日
見えてくる人か増えますように。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 私達の中にある、怪獣のタネ。自分では気が付かないような自分の中の小さなタネが、目をそらしてきたタネが、いつの間にか大きくなってしまうときが誰しもあるのだろうと思う。苦しくて、辛くて、自分を否定して。
ダイバーシティなんて言葉があったって、まだまだ難しい社会。その言葉を使っている意識高い自分、カッコイイ!?じゃぁ、ダイバーシティってなに?多様性って言ってるだけで、本質はどこ?
マイノリティーに目を向けて理解ある自分に酔う!?じゃあ、マイノリティーの人たちがどうしたら生きやすいと思う?そもそも、みんな少なからずマイノリティーなんじゃないの?

何も見えていない。

こういう人たちに会うと、私は貝になってしまう。口を開くことさえ、しんどい。こんな言葉をあえて使う必要のないフラットな社会になればいいと思う。

障害のある子を育ているけど、性的マイノリティー以外の人にも読んでもらいたい。
辛くて、怪獣になってしまいたいと苦しんでいる全ての人、自分で自分を認めること、あなたはあなたらしくていいんだよ!と言ってもらえるお話だと思います。

最後に、ミナモト先生素敵なお話をありがとうございます。沢山の人に読んでもらえますように。
いいね
2件
2022年1月30日
内容重めです
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 内容重めです。考えさせられるストーリーですが、主人公含め怪獣になってしまった人たちの気持ちを考えると辛くて胸が痛いです。

主人公はいじめにあっていて、自分のセクシャリティもゲイだとわかっており、この辛い日常を送るくらいなら自分ではない何かになりたいと強く願い、怪獣に変身してしまうストーリーです。
愛する人にありのままの自分を伝えて受け入れてもらうことで元に戻るとわかるのですが、その過程も人それぞれで涙を誘います。
先生のバカ正直な表情に傷ついたり、親から当たり前のように結婚や子供の期待をされたりすることが、こんなにも人を苦しめているのかと思うと自分も行動を改めて見直そうと思いました。
会話の中の、世間話の中にありがちな当たり前の押し付けが、人を怪獣に変えるほど苦しみを与えているのだなぁと刺さります。
作者様もゲイをカミングアウトされておられますが、色々と辛い経験をされてきたのかなと考えてしまう内容でした。
しんどいですが、相手の気持ちを考える機会にはなると思います。ご一読あれ。
いいね
10件
2021年7月3日
ほんとうの怪獣は
ある心の動きによって怪獣になってしまった彼彼女達。巨大な頭部、大きく避けた口、尖った歯。危険さを窺わせる異質な見た目。それが彼彼女等の本質なのだろうか。本当に危険なのは誰なのだろうか。
ミナモト先生の作品は明るくギャグよりに見せていても、根っこにズッシリとした物があって読むと考えさせられる事が多かったけど、特に今回は大変重いブローをいただきました。
話の深さも、登場人物の心の重さも、溌剌とした笑顔の胸糞感も、無意識と無関心の鋭利さも、全てにおいて強め。
先生の絵柄は柔らかくもスパッとしていて淡々と進むストーリーにピタッハマるんだけど、怪獣の表現には湿度があって時にベタっと心に張り付いてくる。そのコントラストが胸にきた。
セクシャルマイノリティやジェンダーについての問題だけではなく、無関心と無意識の暴力について今一度自分を振り返りたくなる作品でした。
いいね
5件
2021年9月18日
自分自身に自信を持って生きること
無意識の偏見や見下し、たとえそれが羨望の裏返しからであっても、謂れのない暴力や暴言を浴びせ続けられたとしたら、「普通」を押し付けられ続けたとしたら、人はいとも簡単に壊れてしまう。
鋼の心臓を持って鈍感でいることもできるだろう。だけどそれが苦しいということは、本当の自分ではないということ。自分に正直でいることを望むには、尖った鉛筆にならなくてはいけない。擦り減ることも他者を傷つけることも覚悟で。
主人公がただただ擦り減る様子を見るのはとても辛かった。だから、怪獣になれたのは良かったんじゃない?とも思った。
でも、人間でいたいよね。
自分自身に自信が持てるように、そう思って生きることの何が悪いんだ。

私自身も、他者を怪獣にしてしまう無意識の何かを持っているかもしれない。
自身を顧みる機会を与えられたと思っている。
いいね
8件
2023年1月12日

最新のレビュー

色んな意味で怖かったです。
無意識な欲や差別、俯瞰してみていることさえ傲慢に感じました。考えさせられる作品だと思います
いいね
0件
2024年12月16日

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