なんなら25時、赤坂でよりもずっと身近に感じられて、星名さんが瀬戸くんを大事に思うが故に手に取ってしまうことができずに彼の言うところのずるい手法で付かず離れずの関係をキープしたり優しい歌で突き放してみたり、もう会わないと言ったけど瀬戸くんの
捨て身の覚悟を聞いてまた会いにきてみたり、瀬戸くんもいろいろ辛かっただろうけど星名さんはいつも瀬戸くんを大切にしているのがすごく伝わってきてとても良かったです。初えっちシーンがないことが随分取り沙汰されてますが、私はなくても大満足でした。もちろんあったら嬉しいですが他の作家さんでもあることで、何もこの作品に限ったことではない…25時の方にガッツリえっちがあるからこの作品にもあって然るべきとなっちゃうのかな?まぁ私も他の作家さんの作品で小冊子買わないとえっち見れないっていうのがあってそれ以来その方の作品は必ず小冊子つきで買うようになりましたけど。電子で紙と同等のものあるのは理想ですがやっぱり業界としては紙での売上をまず上げたいでしょうし。特典欲しさに全ての書店で買ってる人ってたくさんいるでしょう?そして本体のみがたくさんフリマに出回る…サイン会とかあると10冊以上詰んでる人もいるし、出版社は書店ごとに違う特典で買う人には複数買わせる一方、古本屋で買ったと言わないで!書店で新品で買ってくれないと印税入ってこない!という作家さんもいますし。これはまだあまりたくさんは売れていない作家さんだと切実だろうけどそこは実力+売れる物を描くまたは書く商才や割り切りも関係するだろうし。難しい。私はどうしても欲しいものは紙で(も)買います。紙だって小冊子は有償でおまけではないんだから紙で買える人は買えばいいし、電子でしか買えないなら電子で買えるもので良しとするしかないじゃないですか。もともと本は紙なんだから、全ての紙本が存在しなくなって電子書籍のみの状態になればまたそれぞれの電書サイトごとに違う特典がついて(今でもシーモア限定とかあるしね)なんでここだけ!ってなるんじゃないんですか?私もBL読み始めてまだ2年半くらいなので、紙で買えても過去の特典とか手に入らない物は沢山ありますよ。仕方ない。以前とある書店限定の小冊子付きを予約するつもりでいたら発売前に売り切れになって早く予約しないとダメなんだって学習もしました。この作品は小冊子なくてもとても良かったです。
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