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漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOP少年・青年マンガ青年マンガ 講談社 アフタヌーン ゴーグルゴーグル
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作品内容

「アンダーカレント」「珈琲時間」というロングセラーを生んだ豊田徹也はじめての短編集。単行本未収録だった表題作、ファン待望の『ゴーグル』ほか、月刊アフタヌーンにて発表された、感動あり、笑いあり、そのどちらでもない微妙なものありのバラエティー豊かな中短編が楽しめます!

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作品ラインナップ  全1巻完結

  • ゴーグル

    1,100pt/1,210円(税込)

    「アンダーカレント」「珈琲時間」というロングセラーを生んだ豊田徹也はじめての短編集。単行本未収録だった表題作、ファン待望の『ゴーグル』ほか、月刊アフタヌーンにて発表された、感動あり、笑いあり、そのどちらでもない微妙なものありのバラエティー豊かな中短編が楽しめます!

レビュー

ゴーグルのレビュー

平均評価:5.0 4件のレビューをみる

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高評価レビュー

読めて良かった
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者の「アンダーカレント」が気になったが短編好きなのでこちらを先に読んでみた。
因みに「アンダー…」は今秋(2023)映画公開予定。

以下の6つの短編と作者による作品解説(あとがき)付き。235ページ。
(1)【スライダー】
(2)【ミスター・ボージャングル】
(3)【ゴーグル】
(4)【古書月の屋買取行】
(5)【海を見に行く】
(6)【とんかつ】
◇主にアフタヌーン誌上に2003年から2012年にかけて掲載された作品。
表題作【ゴーグル】はデビュー作でアフタヌーン四季賞授賞。
その前日譚として【海を見に行く】がある◇

---〔感想〕---
試読では(1)が少し読めるが、こちら一冊の中では異色と感じる。少し不思議なコメディ。解説で作者が星新一氏の名前を出されてました。
まず、渋い作風というのが第一印象。
これは普段こういった作品を読んでないからだと思う。読み出すと世界観に引き込まれた。読みやすい。
内容は 人間ドラマで家族のドラマ。
〔(1)(4)以外〕
割にシリアスな題材もあるが重すぎることなく読めるのは、抜け感というかコミカルさがどこかにあるからだと感じる。
ハッピーエンドとかその逆とかで結ぶのではなく、日常を切り取りそれを極丁寧に描かれているよう。
時折、映画のワンシーンの様に感じるコマあり。【海を見に行く】ではそれが特に気分を盛り上げる。
表題作【ゴーグル】はバイク乗りのゴーグル。祖父の持ち物であったそれを今は孫が着けているが何故ゆえに、という話。諸々の加減が絶妙。
好きなのは【ミスター・ボージャングル】元ボードビリアン(芸人)に訳あって会いたい女性が…で、消息が。という話。すごく沁みた。
【とんかつ】「親と子」「とんかつ探し」(←説明下手)それが交差する。自分には少々耳の痛い話でもあるが、おもしろかった。

良かったです。
「アンダーカレント」も是非読んでみたい。
(お、お値段がね(苦笑い))
いいね
7件
2023年6月11日
胸に染みるような
フォロー様のレビューより。

試し読みで「うわー、上手いな…」と思った。
絵、台詞、コマ割り、ストーリーの流れ…マンガ的に、そこらへんがとても上手い。安心して読める感じ。

短編のオムニバスです。
一番最初の短編だけワハハと笑えるギャグテイストだけど、他の短編はシリアス多め。

叶えたかった夢、叶わなかった夢、胸にいつまでも残る後悔――

短い物語の中で、人を、人生を、その悲哀と幸せをきっちり描かれている。
美しく精密に描かれた風景で、主人公たちの心情を描写してくるところが見事。

しっとりとした、いい小説を読んだような読後感。
ふわっふわのファンタジーを読んだ後など、キリッと渋いもので口直ししたいときにおススメ。
滋味深い、素敵な作品でした。
いいね
9件
2023年8月30日
嘉作な作者の貴重な短編集
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 短編5編とショートショート1編、235頁。全編面白いのですが、表題作と前日譚「海を見に行く」が良い。語られない二人の背景が見えてくる様で、且つ救いであり、希望になっている。
いいね
3件
2023年10月24日

最新のレビュー

お勧めに乗せられ読んでみたら新世界だった
シーモア(島)でお勧めをいただいて日頃読まないジャンルである青年マンガ日常系の本作(短編集であった!)に来てみた。
私には新世界の感覚だが、描いてある題材は普段の身の回り。しかし着地点判らないなりに厳しい状況。経済的に。家庭環境的に。
家族もかなりよくあるパターンに収まってない。
ひろこが笑い、最後は大きく声を上げて大笑いするシーンは良かった。じいさん、いい仕事した。
また、この先生の話の締め括らせ方が、締め括られてないところにユニークさが。
「ゴーグル」で新人賞応募作とあとがきに。
あとがきを読むとまた楽しめる。
いいね
3件
2024年12月15日

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