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少女マンガ
二番手の女 歌姫としての誇りを胸に、最後のご奉公をいたします(1)
4巻配信中

二番手の女 歌姫としての誇りを胸に、最後のご奉公をいたします(1)

690pt/759円(税込)

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作品内容

アリエッティは、歌姫の頂点「巫女姫」を目指すも、あえなく落選。
そして、カービング辺境伯・ヨシュアとの縁談がくるも、いきなり破談。
散々な目にあったアリエッティだったが、さらにカービングに神官としての派遣を命じられてしまうのだった…!?

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レビュー

二番手の女 歌姫としての誇りを胸に、最後のご奉公をいたしますのレビュー

平均評価:4.3 176件のレビューをみる

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高評価レビュー

ヒロインの逞しさに惚れ惚れ
音楽に精通する女性神官が、音楽で寂びれた領地の人々に教えを広め、活性化していくお話です。
騎士たちとの演奏や勇ましい行進の描写に迫力があって、とっても見応えがありました!すっきりとしつつ描きわけがはっきりしている絵柄も大好きです。
巡り合わせの悪さで不遇な扱いを受け続けるヒロインですが、音楽の実力で皆を引っ張っていく姿がとにかくカッコイイ…!
理不尽に対して傷つき思い悩む姿には共感もできるのですが、逃げずに仕事に向き合うヒロインの姿勢にしびれました。そんな彼女の良さをわかってくれている人たちがたくさんいるのは心地が良いし、とにかく「もっともっと報われてくれ…!」と思わずにいられません。
最初の方は恋愛要素は薄めで、お仕事漫画として面白く読んでいる感覚です。次第にヒロインに惹かれていくヒーローの、絶対に捕まえるという態度がアツくて良いです…!ヒロインがヒーローに惑わされず自分の足で立っていたいと背筋を伸ばしているところもいい…!
続きも楽しみに待ちたいと思います…!!
【追記】あまりに好きすぎて他サイトで原作も読破しました。コミック版はかなり内容が再構成されていたのですね。原作へのリスペクトはありつつも、要素が整理されてとてもわかりやすくより面白くなっていると思いました。原作はアリエッティもヨシュアも若く感情の起伏も大きい印象で、コミック版は理性的で大人っぽさのある仕上がりになっていると思います。
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5件
2023年12月29日
ハラハラするぅ!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ ヨシュア様、ちゃんとして!アリエッティは、ヨシュア様から持ち掛けられた縁談が破談になったのに、神官としての務めを果たす為に彼の治める辺境のカービング領まで遥々やって来た。音楽を通して、教義と人々に生きる喜びを伝えて信頼を得て行く。そこまでは良いのだ。もちろん縁談を破談にした当のヨシュア様もアリエッティに魅かれずにはいられない!そもそもヨシュア様は、箔をつける為(領民の為とは言っているが)巫女姫と結婚したかったと言う。巫女姫は美しいヨシュア様に惚れているので。ハタから見れば何の問題も無い。今更実はアリエッティに惚れたからと言って。かつて会いもせずに破談にされて傷付いた彼女は喜んでヨシュア様をおいそれと受け入れるワケには行かないのだ。ヨシュア様は4巻目でやっと、アリエッティに自分を選んで貰える様に尽くす、と宣言しているものの。巫女姫はヨシュア様と結婚する気満々でやって来る。ヨシュア様もまた巫女姫にきちんとお断りをしていない。アリエッティにした様に、会いもせずに破談を申請したのみだ。ここに2人の女性を振り回しただけの男がいる。どうしてくれよう。ヨシュア様、ちゃんとして!人の心を弄んだ彼に深く深く反省して欲しい。このまま彼の思い通りになって欲しくないなぁ。アリエッティにはもう辛い想いをして欲しくないので、アリエッティが誰かに熱く思われてヨシュア様がハラハラするという嫉妬イベ来い!
いいね
21件
2024年9月4日
良作。音楽の表現も上手い。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 地味な作画に地味な主人公という印象でしたが、内容はなかなか充実した力のある作品だと思いました。
歌姫が神職である世界で、ただ一人の「巫女姫」に最終選考で落選してしまう主人公「アリエッティ」。人一倍の努力と研鑽を積むも、自分への自信のなさが影響してしまうのか、一番になれない。加えて降ってわいた縁談話も流れ失望の中にも「歌」が「音楽」が彼女を支え希望になる。
神官として赴いた辺境領で阻害を受けるも、音楽の力で徐々に仲間を増やしていく。
2巻の「春の日の祭り」では、音のない漫画の世界で、迫力のある場面の表現をされていたのはすごく良かったです。
アリエッティの築いていく信頼で、二番手を克服する日が来るのかも・・・もしかしたら縁談の話も何かの行き違いだったのかも・・・と期待が持てるような予感がします。
【4巻読了追記】
当初は星を4にしていたのですが、4巻読了後5に変更しました。
アリエッティの強くしなやかな心根に凄く好感が持てます。
ついに、巫女姫様の巡業が始まり、色々な思惑も動き始めるようです。続巻が待たれます。
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3件
2024年2月27日
ヒロインが力強い!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 序盤は主人公アリエッティがあまりにも不憫…
夢だった巫女姫にはなれず、縁談も(話があってから)数日後に破談。その上で神官として(巫女姫が任期の間)その地に赴任しろと。
家族からも(歳が離れていてあまり接触の機会がなかった末妹以外)もう帰って来るな的な扱いだし。
神官長は小さい頃から親代わりだったから、親身になってくれたけど、赴任してからも到着時からあちらの扱いは酷かった。自分達で呼んでおいて<(`^´)>
騎士団や、侍女さんは良い人たちだったけどね。
でもここで挫けないのがアリエッティの強さ!
歌が好き、音楽が好き、理不尽な扱いには負けない!
アリエッティは歌の力でこの地をどんどん活気づけていくけど、任期が終われば(巫女姫が来るから)去るつもりだし。あ、任期来なくても去ろうと思ってたのか。
編曲の才能もあるから、行き先はあるでしょう。
ヨシュア様は、段々とアリエッティの素晴らしさに気づいていく。巫女姫は結婚する気満々でくるでしょうに。どうするの?
巫女姫を利用してるっぽいお付きの神官たちは何者?
まだ波乱ありそう。
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1件
2025年3月22日
名作です
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ ひたむきな主人公にすっかり引き込まれました。
小説家になろうで結末まで読み、漫画と小説を何度も読み比べるくらい大満足の作品です。本筋は同じですが漫画と小説の若干違う流れもまた面白く、一粒で二度おいしい感じで、小説と漫画の大成功例だと思います。
次は映像化して欲しいくらいです。映画ならば、サウンドオブミュージックみたいに。
テレビドラマならダウントンアビーみたいな。
音楽系の物語の中では本当に傑作だと思います。音楽隊の行進のシーンとか
映像で見てみたいな~。
置かれている状況で最善を尽くすアリエッティ、主人公の音楽に対するひたむきな
思いが、周りの人々を動かし、幸せの種をまき芽吹かせていく。そして悪だくみも退治しちゃうにつながっていくんです!最後の最後に一人の女性としても報われ、幸せになる素敵な物語です。この感想は作者の方々に届くのかな~。この作品を作って下さった方々に感謝です。素敵な作品を本当にありがとうございます。
いいね
2件
2024年10月14日

最新のレビュー

好感が持てる主人公
試し読みからの購入。
色んなものに選ばれず、冷遇もされ
心折れかけるアリエッティが
可哀想で読んでいて最初は辛かった。

しかし音楽を広めるという使命と、
持ち前の逞しさに惹かれ全巻購入。
アリエッティに好感持てます。
彼女の周りの動向も気になります。
酒豪なのも良いですね
いいね
0件
2025年3月26日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

祝福の歌声よ響け!
営業:亀(シーモアスタッフ)
神殿に仕える歌姫の頂点・巫女姫を決める審査。21歳になるアリエッティとっては最後のチャンスだったが、願い叶わず落選してしまう。さらに美男子と名高いカービング辺境伯との婚約も断られてしまい、改めて神官長より神官としてカービング領に派遣されることになった。その上、追い出されるように家から出され、任地のカービング領でも他所もの扱い。疎外感に苛まれる日々が続く…。しかし、アリエッティには心から愛する音楽がある。「どんなに辛くても音楽さえがあれば乗り越えられる」。神官として祝福少なきカービング領を音楽の力で変えてみせると心に誓う。原作・大菊小菊先生と松葉サトル先生の異世界恋愛ストーリー。少しずつですが侍女や兵士達の心を掴むと次第に歌声が大きくなり、そして合唱に発展していく展開にワクワクします!

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