2024年にセレブが選んだ最も美しいウエディングドレス9選

パートナーのジェイク・ボンジョヴィと、イタリアのトスカーナで結婚式を挙げたミリー・ボビー・ブラウンは、「ガリア・ラハヴ」のカスタムドレスを着用。

このエレガントなドレスの見どころは、コルセットのデザインと立体的なスカート、そして流れるようなレースのトレーン。ミリーは式の間、4種類のドレス姿をお披露目。ケーキカットの際にはオスカー デ ラ レンタのコラムドレスをセレクトした。

アニャ・テイラー＝ジョイがマルコム・マクレーと結婚したのは、厳密には2022年だが、2024年に入ってやっとウエディングの様子とドレス姿の写真をシェアしてくれたので、ここで紹介する。

2人はアメリカ・ニューオーリンズでプライベートな式を挙げ、アニャはハチドリの刺しゅうが施された、「ディオール」によるヌードカラーのドレスに、控えめなチュールのベールを合わせた。彼らは2023年末にもイタリアのべネチアで挙式し、アニャはそのときも同じドレスを着用した。

2014年に入籍したオリヴィア・パレルモとモデルのヨハネス・ヒューブルが6月、ドイツのバーデン＝バーデンで10年越しに正式に結婚。メインのセレモニーでは、「ジャンバティスタ ヴァリ」によるオフショルダーのクチュールドレスをチョイス。このドレスは着用した全3着のうちのひとつで、ブラックのサテンのトリムと、ボリュームのあるふっくらとしたスカートが個性を添えている。

モデルのオリヴィア・カルポは、NFL選手のクリスチャン・マキャフリーと伝統的なニューイングランド風の結婚式を挙げた。彼女が選んだ「ドルチェ＆ガッバーナ」のドレスは、控えめながらもエレガントなデザインで、クレープ生地のロングスリーブとクラシックなボールガウンシルエットが美しい。レースで縁取られた16フィート（約4.8メートル）ものチュールで作られたベールは、ルック全体に長さとボリュームを与えている。

俳優兼モデルのエイミー・ジャクソンは、イタリアのカステロ・ディ・ロッカ・チレントで白い花々に囲まれて、ドラマ『ゴシップガール』で知られる俳優のエド・ウェストウィックとの式を挙げた。彼女は、ストラップレスのボディスと幾重にも重なるレイヤーで構成されたミカドシルクのドレスに、繊細なレースの縁取りが施されたチュールのベールを合わせた。

俳優のレベル・ウィルソンも実業家のラモーナ・アグルマとのウエディングの舞台にイタリアを選び、サルデーニャ島で挙式した。2人はともにバルセロナ発のブランド、「プロノビアス」のドレスを着用。レベルはウエストにコルセットとベルトが付いたオフショルダーのプリンセスドレスを、ラモーナはパールのアップリケがデザインされたスイートハートネックラインのAラインドレスをチョイスした。

チェスター大聖堂で控えめなウエディングを開催したのは、ウェストミンスター公爵夫妻。花嫁のオリヴィア・ヘンソンは、シルクのクレープサテン生地で作られたタイムレスなアイボリーのドレスに身を包んで登場した。

イギリス人ブライダルデザイナーのエマ・ヴィクトリア・ペインが手がけたこのドレスは、スカラップのネックラインと刺しゅうが施されたオーガンザのカフスが特徴となっている。エマはInstagramで以下のようにコメント。「ベールに施されたのは、ヘンソン家に伝わるアンティークモチーフを、スカラップの縁や、オリヴィアの婚約指輪のデザインを反映したオーバル形を組み合わせて新たに再構築された文様です」

俳優のタルラ・ライリーはイギリスのハートフォードシャーで、映画『ラブ・アクチュアリー』のトーマス・ブロディ＝サングスターと結婚式を挙げた。

彼女が着用したのは、繊細なリボンのストラップが付いた、ロンドン発のアトリエ、「フィリッパ・レプリー」のドレス。シルクタフタ生地で作られたドレスは、コルセットがクラシックなシルエットとなっている。ベールには、アイボリーのフレンチコードレースのアップリケが手作業で施され、細部にまでこだわりが見られた。

大富豪の結婚式がどんなものか知りたい人は、今年執り行われたアンバニ夫妻の結婚式を見ればイメージが湧くだろう。花嫁のラディカは、プリヤンカー・チョープラーやカーダシアン姉妹をはじめとする豪華ゲストが出席した結婚式で、4種類の豪華なドレスを身にまとった。なかでもメインの式に選んだのが、こちらの精巧な手刺しゅうが施された赤とベージュのインドのデザイナーデュオ、アブ・ジャニとサンディープ・コスラによるドレスだった。