本日(2018年9月11日)、ニコニコ生放送などで配信中の番組“謎の新ゲーム会社Too Kyo Games設立発表会”にて、設立のみが公開されていた“Too Kyo Games(トゥーキョーゲームス)”のメンバーが出演。その全貌を明かした。なお、詳細は下記の生放送のアーカイブをご覧いただきたい。

謎の新ゲーム会社・Too Kyo Games設立発表会(YouTube Live)

謎の新ゲーム会社・Too Kyo Games設立発表会(ニコニコ生放送)

 トゥーキョーゲームスは、小高和剛氏、打越鋼太郎氏、小松崎類氏、高田雅史氏らを中心に、全7名のクリエイターで設立(どこからも資本を受けていないとのこと)。参加メンバーは下記の通りだ。

ディレクター / シナリオライター
小高和剛
代表作:『ダンガンロンパ』シリーズ

コンポーザー / アレンジャー
高田雅史
代表作:『ダンガンロンパ』シリーズ、『夢王国と眠れる100人の王子様

キャラクターデザイナー / イラストレーター
小松崎 類
代表作:『ダンガンロンパ』シリーズ、『Fate/Grand Order

小説家 / シナリオライター
小泉陽一朗
代表作:『ブレイク君コア』、『絶対絶望葉隠

イラストレーター / キャラクターデザイナー
しまどりる
代表作:『ダンガンロンパ』シリーズ、『Fate/Grand Order』

ディレクター / シナリオライター
中澤 工
代表作:『Ever17』、『ルートダブル

ディレクター / シナリオライター
打越鋼太郎
代表作:『Ever17』、『ZERO ESCAPE』(『極限脱出』)シリーズ

 小高氏いわく、トゥーキョーゲームス設立の目的は“新しいことをするため”。ワールドワイドで通用する新規IP(知的財産)を制作すること、そして、将来的にトゥーキョーゲームスのメンバーでインディーゲームを作ること、このふたつを目標に、自由に動くために新会社を設立したという。

トゥーキョーゲームスがゲーム&アニメプロジェクト4本を発表。小高和剛氏、打越鋼太郎氏、小松崎類氏、高田雅史氏らがの新ゲーム会社_05

 また、トゥーキョーゲームスでは、すでに4本のプロジェクトが進行中。番組では、4本のコンセプトアートとキャッチコピーが公開された。

Too Kyo Games新作コンセプトアート1
キャッチコピー:小高&打越共同シナリオ作品! “極限”ד絶望”

トゥーキョーゲームスがゲーム&アニメプロジェクト4本を発表。小高和剛氏、打越鋼太郎氏、小松崎類氏、高田雅史氏らがの新ゲーム会社_01

 Too Kyo Gamesのクリエイター陣が総力を結集するゲーム作品。ジャンルは未公開だが、小高氏、打越氏が共同でシナリオに取り組む。

Too Kyo Games新作コンセプトアート2
キャッチコピー:全・員・悪・玉

トゥーキョーゲームスがゲーム&アニメプロジェクト4本を発表。小高和剛氏、打越鋼太郎氏、小松崎類氏、高田雅史氏らがの新ゲーム会社_02

 studioぴえろとタッグを組むアニメ作品。小高氏が原作、小松崎氏がキャラクターデザインを担当。テレビアニメ『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』などの田口智久氏が監督を務め、シナリオはテレビアニメ『ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園-』の海法紀光氏が担当している。内容は、『パルプフィクション』や『レオン』などの1990年代クライムアクション映画のようなイメージとのこと。

Too Kyo Games新作コンセプトアート3
キャッチコピー:子供たちの、子供たちによる、子供たちの為のデスゲーム

トゥーキョーゲームスがゲーム&アニメプロジェクト4本を発表。小高和剛氏、打越鋼太郎氏、小松崎類氏、高田雅史氏らがの新ゲーム会社_03

 小高氏が総監督、打越氏がシナリオ、中澤氏がディレクションを担当するアクションアドベンチャー。イラストレーターの竹氏(代表作:『戯言』シリーズなど)が描く小学生がデスゲームを行うという、衝撃的な設定が特徴だ。

Too Kyo Games新作コンセプトアート4
キャッチコピー:スパイク・チュンソフト×トゥーキョーゲームスで贈る ダークファンタジー風ミステリー

トゥーキョーゲームスがゲーム&アニメプロジェクト4本を発表。小高和剛氏、打越鋼太郎氏、小松崎類氏、高田雅史氏らがの新ゲーム会社_04

 『ダンガンロンパ』制作スタッフとスパイク・チュンソフトのタッグが再び実現。小高氏がスパイク・チュンソフト退職前に企画したもので、アートからはサイバーパンク的な雰囲気も伝わってくる。小松崎氏がキャラクターデザイン、しまどりる氏が背景デザイン、高田氏がサウンドを担当。

 『ダンガンロンパ』シリーズの今後について小高氏は、「『ダンガンロンパ』は人生を変えてくれたゲーム。今回発表したこれらタイトルを成功させたうえで、もし作れるのなら、古巣に帰るような気持ちで挑みたい」と話した。

 なお、ファミ通.comではトゥーキョーゲームスへのインタビュー記事を準備中。この後、2018年9月12日0時に公開予定だ。

[2018年9月12日12:00追記]
インタビュー記事を公開しました。