「奄美大島被害者支援ネットワーク」の総会が奄美市で開かれ、犯罪被害者に対する途切れない支援への協力が呼びかけられました。
１月１６日の総会は大島郡医師会や県、奄美市など２４機関の担当者が出席して開かれました。奄美警察署の田中聡署長が、犯罪被害者とその家族がうわさや誹謗中傷など、被害後に二次的な被害に苦しめられるケースがあることから「犯罪被害者に寄り添った支援活動をしていきたい」と話し、関係機関に協力を呼びかけました。
また奄美警察署の警務課の担当者は、警察での支援は一時的なものにすぎず、市町村や民間団体などと中長期的な支援体制を構築することが不可欠で、「途切れない支援が重要」と話しました。
奄美警察署警務課・新井辰美課長「事件によっても違うし、被害の状況によって違うので、その方のニーズに応じて支援するのが難しいと感じている」「一つの機関だけではできないので、それぞれの持ち場でできること、お互い協力して被害者の方を支えていくことができれば」
