石破首相とアメリカのトランプ大統領の会談を巡り、岩屋外相は1日、「日米同盟をより強固なものにしていこうという話をしっかりしてほしい」と述べた。
岩屋外相は、大分県別府市で記者団の取材に応じ、日米首脳会談を巡り、「会談のテーマについて、まだ予断することは避けたい」としつつ、「日米同盟をより強固なものにしていこう、地域や世界のための同盟にしていこう、お互いがウィンウィンの同盟にしていこうという話を、首脳間でしっかりやってほしい」と述べた。
また、「首相の指示があれば同行したいと思っているが、まだ決まっていない」として、「相手側がどういう陣容で臨むのかにもよる」と説明した。
岩屋氏は、これに先立つ国政報告会でも首脳会談に言及。
岩屋氏は、「同盟国なので日本の意見も率直に伝え、より良い世界のためになる日米同盟にしていかなければいけない」として、「日本が時には厳しいことも言いながらもアドバイスをしていく、そして、一緒に汗をかいていく、そういう日米関係でなければいけない」と強調した。
さらに、「首相もトランプ氏も大変な時代に国民から選ばれたリーダーだ。正しくリーダーシップを発揮してほしい」と述べた。
岩屋氏は、1月の大統領就任式に、自身が閣僚として初めて招かれたことにも触れ、「トランプ政権は、やはり日米関係を大事にし、重きを置いてくれていると受け止めている」と語った。