遂に発表された任天堂の次世代機となる「Nintendo Switch 2(ニンテンドースイッチ2)」。昨日の発表から一夜明け、「Switch 2」の“あの部分”が気になるユーザーの声が多く見られます。
「コントローラーの接続端子は折れそうで怖い」?実は意外と丈夫そうかも
「スイッチ2」ではニンテンドースイッチの特徴でもあった着脱式のコントローラー、携帯機としても使えるディスプレイといった要素を継承しつつ、コントローラーなどのデザインがより洗練されています。
なかでもコントローラーは接続方法も変更され、スライドして本体にセットする方式から、本体横の端子に接続してはめ込む方式になりました。公開された映像では本体側の端子部分が剥き出しになっており、「コントローラーを脱着した際に誤って端子部分が折れてしまわないか」を懸念する声も多くありました。
コントローラーの接続端子についてはさまざまな意見が寄せられており、不安の声も上がる一方、「流石の任天堂もそのあたりを考えてデザインしている」という声もあります。本体の接続部分を見てみると、端子の周りは高さのあるフチが設けられていることがわかり、コントローラーと隙間なく接続されることで、脱着する際にはまっすぐに引き抜く形となります。
結果的に端子にテコの原理のよう力が伝わりにくく、折れにくいような設計になっていると予想するユーザーもいます。さらに、コントローラー側にはツメの受けのような部分も。
同じような設計といえば、スーパーファミコンやN64などの本体とカセットの関係がイメージに近いでしょうか。カセット側は「スイッチ2」のコントローラーと同様端子が剥き出しなものの、本体の接続部分に深く押し込んで接続されることで、脱着する際もグラつかずにまっすぐと引き抜くことができます。
海外掲示板redditではコンソール修理の専門家やエンジニアも登場
This connector on Switch 2 will be key failure point
byu/salesmunn ingaming
同様の反応は日本だけでなく世界でもみられており、海外掲示板redditでは「スイッチ2のコントローラーはワイヤレス充電・通信に対応することを願っていたけど…この新しい端子はすぐに曲がったり、ダメになったりしそうだ。小さい子どもがいる家庭は特に。」という投稿に対し、さまざまな角度からコメントが寄せられています。
コンソールの修理を専門に行っているというユーザーのbuddha_mjs氏は「初代Switchのレールよりも接続部分の耐久性、剛性が上がっている」という予測を立てているほか、エンジニアのSinisterCheese氏も同様に「任天堂は子どもが物を壊すことを想定している」と言及。コネクタの不良で全体がダメになってしまうようにならない設計や、修理や交換のしやすさを意識をしているのではないか、という指摘をしています。
今日のゲーム機のパーツで不測の事態に見舞われることが多すぎるのがコントローラー。果たしてスイッチ2のコントローラーは皆の期待(と誰もが考えつかなかったような斬新な耐久テストのような扱い方)に応えられるのでしょうか。