メリット、デメリットもまとめてるので、続きを読むから是非どうぞ!
方法1:ルート権限を使い、アプリでテザリングする方法(無料、ただし設定は複雑)Android Wi-Fi Tetherアプリは1タップでアンドロイド携帯をWi-Fiホットスポット、モバイルルーターに変えてしまう優れもの。ただこのアプリを起動するにはいくつかのステップを踏む必要がある上、アドオンは非公式なので間違うと復旧不可能にしてしまうこともある、ちょっぴり危険な香りのする方法。でも多分みんなこれを試すんじゃないですかね。
心の準備はいいですか? まず最初にAndroid and Me blog runs down how to do itをみてルート権限を得ましょう。ブートローダーをアンロック、新しいリカバリイメージを作成、アドオンを追加するといった手順。ちょっとヤバイ感じがして途中で気が遠のきますけど、ルーターのファームウェアアップグレードや、Xboxをハックするのとそんなに変わりませんから度胸をもってやっちゃって下さい。以下、動画で説明します。
この方法のいいところはまずタダってところ。それに一旦Wi-Fiホットスポットを起動すればWi-Fiに対応する機器であればどんなものでも繋げるという点。デメリットは動作保証外ということ。将来のアップグレードで何か不具合があるかもしれません。
方法2:Proxoidを使う方法(無料、ルート権限不要、設定少々)ルート権限まで欲しくない、コマンドラインに多少馴染みがあるという人はProxoid Androidプロクシサーバーアプリを使うのはどうでしょう。Proxoid Androidはアンドロイド携帯をプロクシサーバーにして、PCからのリクエストをインターネットに投げてくれます。ただPCにAndroid SDKとデバイスドライバをインストールする必要があり、設定もそれなりに必要。さらにブラウザでプロクシの設定を毎回する必要がありますね。こちらにインストール方法がのっています。
Proxoidを使ってネットにつなげるには、まずアンドロイド携帯上でボタンをタップしてプロクシーサーバーを起動。次にMacだとターミナルでコマンド入力、Windowsだとバッチファイルでトンネルを起動、最後にウェブブラウザでプロクシを使用する設定にして完了です。
この方法のいいところは無料でルート権限を得ないのでリスクが低いところ。悪いところはAndroid SDKをいちいちPCに入れて、使うたびにブラウザのプロクシ設定をしなきゃいけないのでちょっと面倒。
あとドキュメントが多少荒っぽく、Nexus Oneで動作確認がとれてない、作者がMacを持ってないなど不安なところもあります。もしうまくいったら教えてください。
方法3:PDAnetを利用する方法(有料アプリ、設定は簡単)最後は有料アプリの PDAnetを利用する方法。携帯でテザリングを起動、PCにアプリをインストールして使います。
httpsを利用したい場合、お値段は30ドル(フリー版はhttpsが利用できません)。起動は簡単、アプリを起動して Connectボタンをクリックするだけ。いいところはリスクなし、とにかく簡単、すぐに使える点(ただしUSBデバッグモードをオンにする必要あり)。悪いところはPCにアプリをインストールしなきゃいけないことと、有料な点。
私の場合もう僕も若くないし、ルート権限を得る作業をやる気力もなくなってきました。面倒なのでプロクシサーバーを使っていたんだけど、Connectをクリックするだけでオンラインになれるのが便利でPDAnetに流れちゃいましたね。やっぱ簡単が一番。
皆さんはどうやってテザリングしてますか?
Gina Trapani(原文/野間恒毅)