こうですか!? こうなんですか!?
出版業界の専門誌、新文化のエントリーによると、角川グループ傘下の出版社が持つ電子コンテンツをAmazonのKindleプラットフォームで配信することとなったようです。
角川書店、アスキーメディアワークス、エンターブレイン、角川学芸出版、富士見書房、メディアファクトリーなどのグループ傘下の全出版社が契約を締結した。契約では、アマゾンが今後日本で発売するキンドル上で、グループ傘下の出版社が提供する電子コンテンツを販売するほか、同サービスが対応しているPCや各種スマートフォンなど、すべてのデバイスに配信するもの。「価格決定権」はアマゾン側が持つ。両社は、約1年にわたり交渉を続けていた。 大手出版社で契約したのは同グループが初めてとなる。
注目すべきポイントは「「価格決定権」はアマゾン側が持つ」でしょう。価格コントロールをしたい!と言っていた版元が多い中、ブ厚い読者層を持つ持つ角川グループがAmazonとタッグを組んだことにより、電子書籍戦線に大きな影響を与えそうです。
なお日本におけるKindleの正式販売は4月とのこと。とてつもないスタートダッシュをかけそうですね。
※画像はGiz編集部の妄想というか希望です。
角川グループ、Amazon.com(アマゾン)と「Kindle(キンドル)」向け電子書籍の配信契約を締結[新文化]
(武者良太)