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同僚が硝酸タンクに転落→飛び込んで救出

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同僚が硝酸タンクに転落→飛び込んで救出

米ニュージャージー州のスウェプコ金属管工場で屋根の修理中、男性作業員が誤って40フィート(約12m)下の硝酸タンクに転落。見かねた同僚がタンクに飛び込んで救出し、全米に感動を呼んでいます。

転落したのは3児の父、マーティン・デイヴィス(Martin Davis)さん(44)。待ち受けていたのは濃度40~70%の硝酸です。金属管洗浄に使うもので、そもそもこれの蒸発で屋根が傷んで修理が必要となったらしいですよ?

救出されたときデイヴィスさんは硝酸に全身浸かって真っ赤となり、うわ言を言っていました。5分後に消防隊が到着し、服を破って洗浄。デイヴィスさんは脚部などに火傷を負ったほか肋骨骨折・肺破裂の重体でヘリで病院に運ばれました。

救急隊到着前にタンクから引き揚げたのはロブ・ニコルス(Rob Nuckols)さん(51)、ロブ・フルトン(Rob Fulton)さん(24)、ジョー・ダボコウスキ(Joe Dabkowski)さん(45)、ウィリアム・ウォーカー(William Walker)さん(20代)の4人です。

作業初日でみんなデイヴィスさんとは初対面だったし、特にニコルスさんは新米だったにも関わらず、硝酸に腰まで浸かって助け自分も脚・腹部に火傷を負ったんですね(手を貸した他の人たちも手に軽い火傷)。

「(消防の記者発表のように)屋根から飛び込んだわけではない」、「薄めた酸だ」と言ってマスコミの取材にも答えてませんけど、ヴィンセント・コラヴィッティJr.(Vincent Colavitti Jr.)消防署長は「相当勇気がないとできることではない」と、その功績を讃えています。

[NorthJersey.com via Gothamist] (Image: Thinkstock)

satomi(LESLIE HORN/米版