これ、LINKの株、上がりそう……。
先日、新スマホ「HTC U11」につづいて発表されたHTCの新VRデバイス「LINK」。スマホと合わせて使ういわゆるモバイルVRのヘッドマウントディスプレイ(HMD)ですが、スマホをHMDのディスプレイ代わりにするのではなく、HMD自体に3.6インチ/1,080×1,200ドット/90Hzリフレッシュレートのディスプレイが2つ内蔵されており、スマホはケーブルで接続して映像を出力する端末として働く仕組みになっているもの。
6DoF対応のVR空間を動き回れるモバイルVRデバイスだし、VIVEブランドじゃないし、投入は日本だけだし、いろいろ注目されているこのLINK、実はHTC U11以外のスマホでも使用可能みたいなんです!
これは、きょう行なわれた「au 発表会 2017 Summer」の会場で、LINKのブース近くにいらっしゃったHTC NIPPON代表取締役社長の児島全克さんが話してくれたもの。児島社長が言うには、DisplayPortに対応したUSB Type-Cポートがある端末ならLINKは使用可能なんですって。もちろんほかにも細かい要件があるでしょうし、この条件に合えば必ず動作するとは言いにくいでしょうけどね。HTCからの発表にLINKはHTC U11専用ですとは書かれていないですが、HTC U11やこれから登場するHTCのスマホでしか使えないと思ってたのでこれにはびっくり。
LINKの投入がなぜ日本だけなんですか?と聞くと「日本にはクリエイターが多いから」と答えてくれた児島社長。コンテンツ制作側には開発キットを配布して対応コンテンツを増やしていきたいとも話してくれました。
HTCのVIVEとLINKはもちろん、Samsung(サムスン)のGear VRやMicrosoft(マイクロソフト)のMR、Google(グーグル)のDaydreamなどなど、いよいよ本気で手がとどくVR・MRが出てきて、あー、どれ買ったらいいのか……悩みで夜しか眠れません。
Thanks! 児島社長
top image: ギズモード・ジャパン
source: HTC
(suzuko)