頭がごっちゃになる人続出!
世界的ブームのChatGPT。これだけ朝から晩までChatGPT一色なら、もはやChatGTPと言い間違える人もいないだろうと思っていましたら、GPTとGTPの混乱はまだまだ続いているようです。
日本はレーシングカーのGT、ドラゴンボールのGTについ引っ張られちゃいますもんね。頭でわかっちゃいるんだけど、ついGTPと口走ってしまったりします。
GPTって何の略?
ChatGPTの「GPT」は「 Generative Pre-Trained Transformer (プレトレーニング済みテキスト生成型Transformer)」の略。
Transformerというのは、Google(グーグル)が開発してオープンソースで公開した自然言語学習モデルをいいます。
2017年に論文「Attention Is All You Need」で発表され、ディープラーニングとディープニューラルネットワークの世界を永久に変えた言語処理のメカニズムです。
OpenAI社のChatGPT、GPT-3.5、4もTransformerで開発されたものですし、GoogleのBardもTransformerファミリーの一員。どうしてもTが先にきちゃう人は、TがTransformerのTだと知っていて、間のPが「あれ? なんだっけな?」となっちゃう人なのかもしれませんね。
ちなみに医療関係で「GPT」といえば「Glutamic Pyruvic Transaminase(グルタミン酸ピルビン酸トランスアミナーゼ、肝臓の健康のバロメーターとなる成分)」を指す用語でもあるのですが、ChatGPT旋風ですっかり検索しづらくなることを心配する声も聞かれます。
これからはますます新呼称「ALT」に移行が進みそう。