これはCrossword Solverがまとめた地図。
Google(グーグル)で「ワード+definition(定義)」 と入力して意味を調べる人がもっとも多い単語が、国別に出ています。調査では、135か国のGoogle検索データを集計されています。
わざわざ検索するってことは、“ふだん目にする機会は多いのだけど、いざどういう意味?って問われると詰まってしのう、ちょっとヌルッとしたワード”ですよね。知ってるようで知らない単語や、知らないと恥ずかしい旬ワード、人に聞きにくいエロトレンドワードなのかなと想像します。
たとえば、アメリカでもっとも意味が検索されている謎ワードは「Gaslighting(ガスライティング)」(月間13万回)でした。
ガスライティングとは、自分の正気を疑うよう仕向けるマインドコントロールのこと。小さな嘘を吹き込んだりして徐々に外堀を攻めて心理的に追い詰めていく虐待の一形態を指します。
語源は、そんな夫婦を描いた戦前の戯曲『ガス灯』。たしかに街のガス灯とは全然関係ないので、調べないと類推できませんよね。
イギリスは、変態プレイの「Pegging」(月間1万1000回)。
カナダは、イーロン・マスクや右翼保守系が“左翼の意識高い系”を笑うときよく使う「Woke」(月間7,200回)。
ふむふむ…と集計結果の解説を眺めていたら、なんか日本で一番意味が検索されてる“日本の造語”が、そのまま世界で一番意味が検索されてる非英語圏ワードのTOPだって書かれていて、へー!!!となりました。
さて、日本でも世界でも思わず意味を検索してしまう謎の日本語とはいったいなんでしょう?(こたえは12行下)
こたえ
Menhera(メンヘラ)
いちおう検索結果には「Menhera is a Japanese slang word that refers to people with mental health issues or in need of mental health care」(精神的問題を抱えた人や、メンタルヘルスケアが必要な人を指す日本のスラングワード)とあります。
Sources: Crossword Solver