しかし、これはまた軽そうな。
現実なんて見なくていいじゃん。そんなメッセージが聞こえてくるVRデバイス大好きメーカーのPimaxから、新型の「Pimax Dream Air」が発表されました。
へえ! 今までのPIMAX製VRヘッドセットって、広視野角を実現するために巨大だったんだけど、コイツは小型の水中ゴーグルくらいになってる!
面白いのがヘッドバンドの仕組み。ワイヤーが入っており、装着すると自動的に締め上げる方式になっているんですって。Apple Vision Proのヘッドバンドをさらに進化させたかのようじゃないですか。本体部のデザインもApple Vision Proに似ているし、XRハードウェアのエンジニアってみんな大好きだよねAVPが。
バッテリーは内蔵していないけど、片目4K/90HzのマイクロOLEDパネルを採用、Fov102度で重さ200gというのはインパクトを感じるスペックです。
コントローラーがMeta Quest 3のものに似ているけど、外部センサーを必要としないインサイドアウトトラッキング機能があり、ハンドトラッキング、見ているところだけ高解像で描くためのアイトラッキングも可能とのこと。
なるほど。このスペックが正しければ、ミドルクラスのGPUでもバーチャル空間を高精細に描いてくれそうだ。
Snapdragon XR2とバッテリーを積んだコンピューターパックもオプションで用意されるそうです。スタンドアローンでの運用も考えているってことなんですね。
お値段は14日だけ使える基本価格が1,199ドル(約19万円)。2年間のサブスク料金が32.99ドル/月(約5,200円)か、697ドル(約11万円)の一括払い。合計でだいたい30万円くらいとなりますね。でも、売り切りではなく、サブスクにしているのはなぜなんだろ?
Source: Pimax