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Alienware、ハイスペックなゲーミングPC「エリア51」を復刻

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Alienware、ハイスペックなゲーミングPC「エリア51」を復刻
Image: Adriano-Contreras - Gizmodo US

エイリアンといえば、エリア51ですよね。

デル・テクノロジーズ傘下のゲーミングブランド「Alienware(エイリアンウェア)」より、ブランドを象徴するゲーミングPCシリーズ「Alienware Area-51」が再び登場しました。

最新テクノロジー詰め込まれています

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Image: Adriano-Contreras - Gizmodo US

「Alienware Area-51」はノートとデスクトップの2タイプが登場します。

ノートは16インチと18インチの2サイズが用意され、いずれも2024年の「m16 R2」と「m18 R2」の兄貴分的存在です。どちらもIntel Core Ultra 7 255HXまたはCore Ultra 9 275HXのオプションと、Nvidiaの50シリーズGPUを搭載しています。

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Image: Adriano-Contreras - Gizmodo US
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Image: Adriano-Contreras - Gizmodo US

さらに最大64GBのDDR5 RAMのオプションがあります(32GBは7200 MT/sのDDR5XMP)。また、ハイエンドの50シリーズGPUをサポートするために必要になるかもしれない175WのTGPをサポートしています。底板に配された、コンポーネントを見るための小さなシースルーウィンドウも特徴的です。

Area-51ラップトップはカスタマイズのオプションが用意される予定で、価格は約2,000ドル(約31万5000円)から。ハイエンドの50シリーズカードを搭載したタイプは約3,200ドル(約50万4000円)とのことです。

デスクトップはかなりデカい

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Image: Adriano-Contreras - Gizmodo US

1996年に誕生したAlienware。近年は過去のSFチックなデザインから、LEDイルミネーションパーツと丸みを帯びた四角いフレームを備えたデザインへと変わってきましたが、新しいArea-51にもこの意匠は引き継がれています。

写真ではその巨大さが伝わりづらいかもしれませんが、最新のArea-51デスクトップPCはNvidiaの新型GPU「50シリーズ」を収容するため、24×9×22インチと大きめのサイズ感になっています。価格は4,500ドル(約70万8000円)からといわれています。

Nvidia製のGPUに電力を供給するため、Area-51には「850W 80 Plus Gold」または「1500W 80 Plus Platinum PSU」が付属。電源の反対側には、内蔵SSDストレージ以外のドライブを収容するためのクレードルも付属しています。

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Image: Adriano-Contreras - Gizmodo US

Area-51の気になる点は、正圧気流冷却が実際に機能するかどうかです。一般的なケースファンシステムは、冷たい外気を取り込み、他のファンから排出します。ファンはすべて内側に向いていて、熱い空気は背面の通気口から受動的に排出されるため排気ファンは必要ありません。

これは何年も前からある技術で、従来のファン構成よりもグラフィックカードの冷却効果が高いという利点もあります。一方、Alienwareの新しいタワーは他のファン構成よりも13%低温で動作し、静音性も高いとのことです。「Alienware Area-51」のデスクトップとノートPCは、いずれも2025年第1四半期に発売される予定です。