リスティング広告の掲載方式は、大別すると2種類に分かれます。「検索連動型広告」と「コンテンツ広告」ですね。
「Yahoo!プロモーション広告」の場合、検索連動型広告が「スポンサードサーチ」、コンテンツ広告が「Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)」という区分になりますが、ここにひとつ例外がありまして。
いわゆるコンテンツ面に配信される「スポンサードサーチ」広告というものが存在するわけですね。
2. 一覧リンクやキーワードからの誘導先ページ、カテゴリーページなどでの広告表示
ウェブサイト以外のインターネットコンテンツを目的とした検索を含めた広告掲載サイトで広告を表示します。
たとえば、画像や動画などの検索、サイト内での検索、またはサイト上に表示されたキーワード、サイト内のカテゴリーに応じた広告表示の方式です。
「ウェブサイト以外のインターネットコンテンツ」って表現はどうよ?……というツッコミはさておき、具体例を挙げれば、以下のようなケースですね。
一見するとYDNっぽいですが、スポンサードサーチの広告掲載です。
リスティング広告の掲載を見つけ、スポンサードサーチ? それともYDN? と迷った場合、「広告リンクのURL」を確認することで、どちらの広告配信が行われているのかが分かります。
http://rd.listing.yahoo.co.jp/(以下ランダムな文字列が続く)
http://rd.ane.yahoo.co.jp/(以下ランダムな文字列が続く)
広告リンクURLの頭が「http://rd.listing.yahoo.co.jp/」ならば「スポンサードサーチ」、「http://rd.ane.yahoo.co.jp/」の場合は「YDN」ということです。
なお、「スポンサードサーチ広告のインタレストマッチ配信」については、YDNに準じます。
広告リンクURLの文字列が上記以外の場合ですか?
ヤフー系のリスティング広告以外であれば、九分九厘、Googleのアドワーズが配信されています。残りはサイバーエージェント系のマイクロアド等。現在のPC向けリスティング広告市場では、それほどまでにヤフーとGoogleによる支配が圧倒的。
モバイルやスマホについては、「第三極」候補もそれなりに参入していますが。
以上、リスティング広告の運用現場から誰得なネタをお届けしました。