有限会社エムツーは、D4エンタープライズに技術提供を行い、Wiiの「バーチャルコンソール」におけるMSXの移植環境の提供を行ったと発表しました。同時に、長らく延期されていたVCでのMSXタイトルのリリースですが、本日5月27日より第一弾として『ALESTE』が800Wiiポイントで配信開始されています。エムツーでは、既にサービスを行っていたバーチャルコンソール環境に、統合シェルを開発、その上にMSX固有の環境を構築したということです。この統合シェルによって、今後さらに多様なプラットフォームの移植作業を迅速に行うことができるようになったとのこと。今後にも期待がかかります。エムツーは、「バーチャルコンソール」でメガドライブタイトルの移植作業を多数行っているほか、ニンテンドーDSの『ぼくらはカセキホリダー』や『ナムコミュージアムDS』などの制作を行っています。