『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』の発明家たちの想像力と創造力は留まるところを知らず、ゲーム内で与えられた細かい仕様を巧みに利用し、さまざまなモノを開発しています。弊誌でも度々取り上げてきた通り、実際に乗り込めるクラシックカーや、重さを量ることができる天秤など、多くの発明が産まれてきました。
今回発明されたのは、地上から電力を送って空中の飛行機を自在に操ることができる「ラジコン飛行機」です。
◆水につかると送電される仕組みを利用しコントロール
海外掲示板Redditの『ゼルダの伝説 ティアキン』を使った発明家たちが集まるスレッド(r/HyruleEngineering・リンク先に動画有)にてu/miohondaが開発したのは、地上から電力を送って空中の飛行機を自在に操ることができる「ラジコン飛行機」です。
これは、バッテリーが水につかるときのみモーターに送電する仕組みを利用。倒れた際に水につかるように作られたシーソーにバッテリーを搭載し、ラジコン飛行機の左右のプロペラに対応させることで、ラジコン飛行機をコントロールできるというもの。
この発見について制作者は、祠にある電池で遊んでいたところ、たまたま手元が滑って電池が水の中に落ちてしまったことがきっかけであると話しています。
◆インスパイアされた飛空艇も超クール
u/miohondaは地上から電力を供給するアイディアを、過去にr/HyruleEngineeringに投稿された飛空艇から着想を得たと話しています。こちらは遠隔操作ではなくリンクが実際に搭乗して操縦するというもの。まるで『ファイナルファンタジー』に登場しそうなものであり、これはこれでクールです。
r/HyruleEngineeringでは、この送電技術には開発の余地があるとの見方が有力で、さらなる発明が期待されています。『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』はニンテンドースイッチ向けに発売中です。