「自然の中では、みんな職人。」をコンセプトに、アウトドア用品の本格展開を開始したワークマン。テントやシュラフ(寝袋)、ランタンなど約130アイテムを展開し、初年度の販売額はアウトドア用品全体で40億円を見込んでいる。アウトドアブームを追い風に、“高機能で低価格”といった同社の強みを押し出し、需要の取り込みを図る。
2月から本格展開を開始した商品の中でも、特に注目を集めているのが「真空ハイブリッドコンテナ 4.6リットル」(2500円)だ。少量のドリンクや食料を保冷したり保温したりすることができるアイテムで、キャンプのほかにスポーツ観戦や野外活動時に活用できるとSNSなどで話題に。
同社公式オンラインストアのレビューには、「約2キロの氷を入れて保存してみたが3日は使えた」「この性能でこのお値段はびっくり」といった声が挙がっている。
容量は約4.6リットルで、500ミリリットルのペットボトルが4本入るほどの大きさ。クーラーボックスのように使えながらも、持ち運びやすいコンパクトサイズとすることで、さまざまなシーンで活用できるようにした。
同商品の活躍の場はアウトドアシーンだけではないようだ。担当者によると、同商品を購入した人の中には、オフィスに置いて飲み物や弁当を保管する人もいるのだとか。コンパクトな設計を生かし、自分のデスクの下において「マイ冷蔵庫」として活用しているという。
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