JR東日本グループの仙台ターミナルビル(仙台市)は1月15日、「ホテルB4T(ビーフォーティー)いわき」を福島県いわき市にオープンした。テクノロジーを活用した「スマートホテル」ブランドの第1弾という位置付けであり、今後は別のエリアにも展開していく予定だ。具体的にどのようなホテルなのか、同ホテル支配人の武内裕文氏に聞いた。
ホテルB4Tを利用する流れは次のようになっている。
まず、ホテルB4T公式Webサイトなどから予約をする。予約完了メールに利用者の情報を登録すると、プリチェックインが完了。宿泊当日、フロントのチェックイン機のリーダーに登録したSuicaをかざしてチェックイン。Suicaはルームキーとして利用できるようになっているが、Suicaを持っていない利用客にはルームキーを発行する。予約の際、オンラインで事前に決済しておくと、チェックインがよりスピーディーになる仕組みだ。
ホテル滞在中、困ったことなどがあればオンラインチャットやビデオ通話でスタッフがサポートする。24時間、利用客のスマートフォンから連絡可能だという。チェックインからチェックアウトまでの手続きがSuicaとスマートフォンで完結するようになっているのが特徴で、同社は「1秒も無駄にしないスムーズな宿泊体験を提供する」としている。ITを活用するデジタルネイティブ層や若者に訴求していく狙いだ。
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