昨今、働き方の変化への対応やさまざまな経営課題の解決に向けて、オフィス環境の整備が注目されている。そのような中、オフィス家具などを製造・販売するオカムラ(横浜市)が「良いオフィスで働くことがワーカーの成長を促進するのではないか」という仮説のもと調査を実施した。「優秀なワーカー」が好むオフィスの特徴とは。
仕事を通じて順調に成長していると「思う」人は63.4%に上った。内訳は「非常にそう思う」が12.0%、「ややそう思う」が51.4%。
成長していると思う理由は、「業務の幅が広がったと感じているから」が最も多く48.5%。以降は「十分な評価(昇給や昇格など)が得られているから」(29.7 %)、「担当業務の難易度が年々あがっているから」(27.3%)と続いた。
反対に成長していると思わない理由については「モチベーションを上げられていないから」が最も多く、60.2%だった。
良いオフィス環境で働くことは成長に良い影響を与えるのか、成長実感別に分析した。自身を「成長している」と認識する人のうち、90%が「良いオフィス環境が成長に良い影響を与えていると思う」と回答した。一方で「成長していると思わない」人においては、63.8%にとどまる結果に。オフィス環境と成長の実感については関係があると考えられる結果となった。
仕事がスムーズに進められるようになると「自分の成長を実感できる」と回答した人は8割以上となった。また、オフィス環境の整備が、仕事のスムーズな進行に役立った経験が「ある」という人は51.6%に上った。
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