発売から1カ月が経ったiPad。当初の熱狂も落ち着いてきたが、購入者たちはどのように感じているのだろうか。
ネットマイルの調査によると、iPad購入者に「購入の決め手になった最大の理由は?」と尋ねたところ、トップは「新製品への興味」で32.1%。以下、「Apple社の製品が好き」が17.3%、「マルチタッチスクリーンで直感的な操作ができる」が6.0%、「話題作りになりそう」が4.2%、「アプリケーションが豊富」が4.2%で続いた。具体的な使用目的があって買った人はそれほど多くないようだ。
容量や3G携帯電話ネットワークへの接続の有無で全6種類あるiPadだが、「所有しているiPadのタイプ」を聞くと、「iPad Wi-Fi 16GB」が22.0%、「iPad Wi-Fi 32GB」が20.8%、「iPad Wi-Fi 64GB」が14.3%、「iPad Wi-Fi+3G 16GB」が4.2%、「iPad Wi-Fi+3G 32GB」が6.5%、「iPad Wi-Fi+3G 64GB」が14.9%。Wi-Fiのみ派(57.1%)が、Wi-Fi+3G派(25.6%)を大きく上回っているようだ。
購入者はiPadをどのように使っているのだろうか。iPadをいつ使っているか尋ねると、「遊んでいる時」(41.3%)や「通勤・通学などの移動中」(26.7%)といった個人的な時間が多く、「仕事をしている時」はわずか11.3%だった。
「iPadをどのように利用していますか?」と聞くと、トップは「Webサイトの閲覧」で38.0%。以下、「動画鑑賞」が6.7%、「音楽鑑賞」が6.7%、「メール」が6.0%、「アプリケーション(ゲーム)利用」が5.3%、「電子書籍(新聞)リーダー」が5.3%、「電子書籍(雑誌)リーダー」が5.3%で続いた。
iPadを使ってみて、どんな感想を持っているのだろうか。「iPadで最も魅力を感じていること」を尋ねると、最も多かったのは「マルチスクリーンで直感的な操作ができる」で28.0%。以下、「デザインがおしゃれ」が17.3%、「スクリーンが大きく見やすい」が12.7%、「アプリケーションが豊富」が10.7%、「画像がきれい」が6.0%。実用性より、操作性やデザインを評価している人の方が多いようだ。また、満足度を聞くと、「満足している(どちらかといえば満足している、含む)」は94.7%と非常に高かった。
インターネットによる調査で、対象は男女1万人(うちiPadの購入者は168人)。調査期間は6月18日から20日。
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