ドコモ、「sigmarion III」発表 NTTドコモは、キーボード搭載PDA「sigmarion III」を発表した。OSはWindows CE.NET、CPUはIntelのXScale PXA255/400MHzを採用。800×480ピクセルのワイドVGA液晶ディスプレイを搭載している
NTTドコモは4月22日、キーボード搭載PDA「sigmarion III」を発表した。NEC製の端末でOSはWindows CE.NET、CPUはIntelのXScale PXA255/400MHzを採用。800×480ピクセルのワイドVGA液晶ディスプレイを搭載した。 発売は「早くても5月末以降」(ドコモMMターミナル開発部担当課長の入鹿山剛堂氏)で、価格は5万円台になる見込み。
液晶ディスプレイは5インチ半透過型TFT。画面上のWebページやドキュメントをペン操作で拡大・縮小したり、任意の方向にスクロールできる「Picsel Browser」を世界で初めて搭載した。キーボードは14.1ミリピッチ。 コンパクトフラッシュカードスロットに加え、SDメモリーカードスロット(SDIO対応)も備えた。使用頻度の高いアプリケーションを素早く起動できるハードアイコンを画面両サイドに装備している。通信環境は「@FreeD」をはじめとするPHSとFOMA、PDC、DoPaといったドコモの通信インフラをサポートする。 主要メーカーのWiFi対応の無線LANカードにも順次対応させる予定で、ドライバ類の対応も順次進めるという。 新ソフト「mobileCustom Ver.2」により、ネットワークからソフトをダウンロードして、デスクトップ環境や機能をカスタマイズできる。Windows Media Playerの搭載で動画再生にも対応した。 バンドルソフトは、「Picsel Browser」のほか、チャットソフトの「Windows Messenger」、電子ブックリーダの「ブンコビューア」、動画および音楽再生ソフト「Windows Media Player v8」、インターネットブラウザ「Internet Explorer 5.5」、音声録音が可能な「VoiceRecorder」など。 オプション製品として、約2倍の電池容量の「大容量リチウムイオン充電池」、携帯電話/DoPa用、PHS用、FOMA用の通信ケーブル、PC対応のUSB接続ケーブル、USB変換ケーブル、ACアダプタ、標準リチウムイオン充電池、スタイラスなどが用意される。 主な仕様は以下の通り(予定)。
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