アイブリッジは、インターネットリサーチサービス「リサーチプラス」上で携帯電話の動画機能について調査を行ない、結果を公表した。「携帯電話の動画をほとんど使わない」と回答したユーザーが、全体の6割に上った。
調査は、300人のユーザーを対象に行われた。内訳は、男性134名、女性166名。
現在ユーザーが所持する携帯電話の種類を問う項目では、「カメラ付き(静止画まで)付き携帯電話」が39.3%で、最多。「動画メールまで送れる携帯」が16.0%、「テレビ電話機能付き」2.7%という結果になった。なお、「携帯を持っていない」と答えたユーザーも、16%いた。
動画機能付き携帯電話を所有するユーザー、56名に、よく利用する機能を質問したところ、最も多かったのが「動画機能自体をほとんど使わない」で、60.7%を占めた。理由として、「画像が粗い」「撮影時間が短い」「通信代が高くなる」「動画を送っても相手が喜ばない」などが挙げられた。
「その場で撮影して閲覧」というユーザーも、26.8%いた。「友人がほかのキャリアで、自分で見るしかない」「相手の迷惑になりそう」といった理由から、ローカルで利用しているようだ。なお、よく利用する機能として「動画メール」を挙げたユーザーが8.9%、「テレビ電話」を挙げたユーザーが3.6%いた。
動画機能はないが、携帯電話を持っているとしたユーザー197名を対象に、もし動画機能が利用できるなら何の機能を使いたいか聞いたところ、「特に利用したいと思わない」が52.3%に上った。理由として、「必要がない」「始めは面白いがすぐに飽きそう」という意見が目立ったという。
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