「BRAVIA Phone U1」は、au向けのソニー・エリクソン製端末としては初めて、ソニーの液晶テレビブランド「BRAVIA」の名を冠するモデルだ。「モバイルブラビアエンジン」により鮮やかな画質でワンセグを視聴できるほか、ソニー製のBlu-ray Discレコーダーで録画した番組をケータイで視聴できる「おでかけ転送」にも対応する。IPX5/IPX7等級の防水性能を備えており、バスルームを初めとする水回りでもワンセグを楽しめる。製品名「U1」の「U」は、「“unite、utility、usability”を意味する」(説明員)という。端末の正式な型番は「SOY02」。
ボディカラーはレッド、サファイアブラック、ゴールドの3色。レッドはBRAVIAのブランドカラーを体現した。サファイアブラックとゴールドはBRAVIA製品に使われているカラーがベースになっているが、「ケータイ用にアレンジした」(説明員)という。また、レッドはドコモが2006年に発売したBRAVIAケータイ「SO903iTV」にも使われた色だが、「BRAVIA Phone U1では、SO903iTVにあった朱色を抜いており、若年層の男女に訴求するために彩度を高くした」という。
本体サイズは約50(幅)×111(高さ)×16.7(厚さ)ミリで、回転2軸型の防水ケータイとしては世界最薄を実現した(2009年9月現在)。防水ケータイらしく、水の波紋をイメージした曲線フォルムと、水のきらめきをイメージしたサイドラインを採り入れた。背面パネルやヒンジ部などにはツヤがあり、高級感が演出されている。
付属品も充実しており、卓上ホルダと2GバイトのmicroSD(試供品)、おでかけ転送にも使えるUSBケーブル(試供品)が同梱する。また、バスルームでのワンセグ視聴に役立つ「お風呂ケータイスタンド」も別売で用意し、11月19日から「au one Brand Garden」(外部リンク)で販売される予定。価格は1980円。サイズは83(幅)×60(高さ)×60(厚さ)ミリ。BRAVIA Phone U1のボディカラーに合わせて3色をラインアップ。スタンドは、ワンセグを視聴しやすいよう4段階で角度を調節できる。
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