iPad向けに、手書きで文字を入力した文字をあとからテキストデータに変換できる便利なデジタルノートアプリ「7notes」を開発したMetaMoJiが6月10日、小さな画面でもその便利な使い勝手を提供するiPhone対応版「7notes mini(J) for iPhone」をリリースした。通常価格は700円だが、6月末日までは発売記念キャンペーンとして600円で販売する。
7notesは、MetaMoJiが開発した手書き文字入力方式「mazec」(マゼック)を採用するノートアプリ。手書き文字をそのまま入力する「書き流し入力」と、漢字とひらがなを混ぜて書くことで漢字に変換できる「交ぜ書き変換入力」、ソフトウェアキーボードを使った通常の文字入力が自由に選べるという特徴を持つ。iPad上で文字を走り書きし、適宜その場で仮名漢字に変換しながらテキストデータを作ったりできる便利なアプリとして人気を博した。
iPhoneに対応した7notes mini(J) for iPhoneでは、7notes同様のmazecによる快適な文字入力が利用できるほか、手書きで入力した文字をあとで落ち着いてからテキストデータに変換する「後から変換」など便利な機能を追加。また画面の小さなiPhoneに合わせて、入力枠を3種類から選べるようにしたほか、書き流し入力時の文字入力自動確定機能も備える。入力待ち時間は0.2秒から20秒が選択可能だ。ペンは6色4種類の太さから選べる。
作成したデータは、EvernoteやAir Sharing、GoodReader、ServersMan、Dropboxなど、iPhoneにインストールされている各種アプリケーションに送れる。テキストファイルやPDFファイル、画像ファイル、7notesドキュメントとして保存し、メールなどで送信することもできる。もちろん7noets for iPadに送って編集することも可能だ。
手書きでメモが取れるのは魅力だけど、iPadを持ち歩くのはちょっと……、という人は、このmini版を試してみるといいだろう。
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