韓国Samsung Electronicsは9月23日(現地時間)、新製品発表イベント「Unpacked for Every Fan」で、ミッドレンジの新端末「Galaxy S20 FE」(米国では販売しない)と「Galaxy S20 FE 5G」を発表した。FEはFan Editionの略で、2月に発表したフラグシップ端末「Galaxy S20」の廉価版だ。
5G対応モデルは価格は699ドル(約7万3700円)で、10月2日にグローバル(日本が含まれるかどうかはまだ不明)で発売する。「Galaxy S20」の発売時の価格は999ドルからだった。
S20の特徴であるリフレッシュレート120Hzの有機ELディスプレイ、4500mAhのバッテリー、IP68の防水レベルは同じだ。
価格を下げるために細かい変更が行われている。目立つところでは、背面の素材をガラスからプラスチックに変えた。ディスプレイは6.5型Super AMOLEDで、画素密度がS20の563ppiに対し、405ppiだ。プロセッサは、5G版は米Qualcommの「Snapdragon 865」、非5G版はSamsungの「Exynos 990」。その他、メモリの少量化(12GB→6GB)、背面カメラのわずかな構成変更などが行われている。
インカメラの画素数は高くなっており、3200万画素だが、動画4Kまで。アウトカメラは1200万画素の公開、800万画素のテレフォト、1200万画素の超広角のトリプルだ。
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