折りたたみスマートフォンのメーカーと言えば、Samsungを思い浮かべる人が大半でしょう。実際に折りたたみスマホ市場をリードしていたのは同社です。ところが今や、本体サイズに関しては中国のメーカーが世界一薄いモデルを出しており、サムスンは先を越されています。そんな状況にピリオドを打とうと、10月に突如発表されたモデルが「Galaxy Z Fold Special Edition」です。
Galaxy Z Fold Special Editionの製品発表会は行われず、販売も韓国のみ。ひっそりと発売されましたが、韓国では発売直後に初期の入荷分が完売したほど人気になっているそうです。なお、販売はオンライン予約のみなので、Samsungストアやキャリアの店舗へ行っても在庫はありません。
Galaxy Z Fold Special Editionの閉じた時の厚さは約10.6mmです。世界一薄いHONOR「Magic V3」の約9.2mmには負けるものの、Galaxy Foldの過去モデルと比べると各段に薄くなっています。本体を閉じた時のディスプレイサイズも6.5型と大型化され、閉じた状態でも使いやすくなっています。
しかもアウトカメラは2億画素です。一般的な写真撮影を行うには十分すぎる性能です。カメラの出っ張りがありますが、本体全体が薄いので気にする必要はないでしょう。それにしても、こうして側面側から見ると本体の薄さがよく分かります。
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