ニュース
「F900i」にメール自動受信できないバグ〜販売停止
「アンテナマークが表示される前に携帯を折りたたむとメールを自動受信できない」というバグが、F900iに見つかった。購入済みのユーザーは「ソフトウェア更新」機能で対処できるようになる予定。
ドコモの「F900i」にメールを自動受信できなくなるバグが見つかった。3月3日から販売を一時停止し、ソフトウェア改修の準備が整う3月上旬から販売再開する。影響を受けるのは、2月29日時点までに販売された6万8000台。
バグは、携帯電話の電源を入れた後、待ち受け画面にアンテナマークが表示される前に携帯電話を折りたたんだ場合などに、メールの自動受信ができなくなるもの。自動受信以外の機能に影響はない。
ドコモは、
- アンテナマークが表示される前に携帯を折りたたまないこと
- 圏外と表示されたあとはアンテナマークが表示される場所で電源を入れ直すこと
- 端末を折りたたんだ状態で「自動電源ON設定」を利用するとメールが自動受信できなくなる
ことを注意点として挙げている。
購入済みのユーザーは、ネットワークを通じてバグを修復する「ソフトウェア更新」機能を使って問題を改善できる。現在のところ、ソフトウェア更新の準備は整っておらず、3月上旬に改めて告知する予定。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 「F900i」、“メガピクセルで撮った後”の機能は
FOMAとしては初めてメガピクセルカメラが搭載された「F900i」。撮影時のインタフェース、撮った後の切り出しやリサイズ設定など、カメラ周りの機能をチェックした。 - 「F900i」、新規価格は3万円前後
2月6日、900iシリーズのトップを切って登場するのが富士通製「F900i」。新規の価格は3万円前後になる見込みだ。F端末伝統の「隠し機能」も付いている。 - 特集:900iシリーズ登場 F900i
2004年2月には、FOMAの新シリーズ「900i」が登場する。カメラや端末の重さ、待受時間などさまざまな面で、ムーバと同等の仕様とし、コンテンツなどのサービス面では505iを上回る。