バンダイは7月21日、携帯型デジタルペット育成ゲーム「たまごっちプラス」シリーズの世界累計販売数が、7月末に1000万個を超える見込みだと発表した。
昨年3月に発売した「かえってきた!たまごっちプラス」と、同11月に発売した「祝ケータイかいツー!たまごっちプラス」の累計出荷数が1000万個を突破しそうだという。
このうち600万個が海外での売り上げ。昨年5月から欧州、アジア地域を皮切りに、44カ国・地域で英語版を販売してきた。
同社は人気の要因を、赤外線通信機能を活用したコミュニケーション機能にあると分析。小学生500人を対象にしたアンケート調査でも、友達と通信してゲームやおみやげ交換するのが一番楽しいとの結果が出たという。
初代たまごっちは1996年11月に発売。国内外で累計4000万個を販売し、偽物が出回るほどの大ブームになった一方、ブーム後期に過剰な在庫を抱えてバンダイの経営を圧迫した。たまごっち復活にあたり、同社は「CTO」(チーフたまごっちオフィサー)を設置。開発・販売戦略を統括。再びの大ヒットにつながった。
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