米DivXは2月25日、動画共有サイト「Stage6」を、2月28日付で閉鎖することを明らかにした。動画のアップロード機能は既に利用不可能となっており、視聴およびダウンロードができるのも28日が最終日となる。
DivXは公式ブログにおいて、理由は幾つかあるものの、Stage6の運営には膨大な手間と資源が必要で、継続していくことが不可能と判断したのが主な理由だと説明している。
Stage6を立ち上げた当初は、高画質な動画を配信しているサイトがほとんどなく、それを提供するのが使命だと同社は考えていた。しかしStage6の急成長に伴い、高画質な動画を配信するサイトも急激に増加し、同社が動画共有サイトを継続する意味がなくなったという。
昨年7月にStage6の戦略転換を発表した時点で、同サービスの売却、別会社としての切り離し、あるいは閉鎖をすでに検討していた。その後温存の道を探ったものの、結局閉鎖という決断に至ったとしている。
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