ヤフーとジオ技術研究所は6月22日、Yahoo!JAPANの各種サービスと連携したiPad用の3D地図アプリを開発したと発表した。ユーザーはタッチ操作で地図のズームイン/アウトができるほか、Yahoo!JAPANの提供する路線情報・グルメ情報・画像検索と連携したサービスを利用できる。
β版を「3D&バーチャルリアリティ展」(東京ビッグサイト、6月22〜24日)に参考出展している。
Yahoo!JAPANのサービスとの連携機能では、(1)路線サービスと連携した直観的な路線検索・表示機能、(2)グルメサービスと連携した店舗情報表示機能、(3)画像検索と連携した投稿写真マッピング機能――を搭載。
路線情報サービスとの連携では、ユーザーは地図上に表示される出発地の駅アイコンをタップしながら向かいたい方向にスライドして離すことで、表示される路線の中から目的地・利用路線を選ぶことができる。
指定したルート付近の飲食店情報の表示にも対応するほか、Yahoo!JAPANの画像検索との連携によるルート付近の投稿写真の表示にも対応。ユーザーは地図上に表示される投稿写真のサムネイルをタップすることで、その地点で撮られた写真などを拡大表示することができるという。
同アプリは、ジオ技術研究所の広域3次元地図「Pegasus eye Map」をベースに開発された。ヤフーとジオ技術研究所は今後、同アプリへの掲載情報の追加やユーザーインタフェースの研究を進め、実用サービス化を目指す。
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